烏山城は昨年12月に訪れ、その時廻りきれなかった西側の西城などには1月になって改めて訪れた。
それぞれの写真については、すでにいくつかに分けてブログに載せてきたが、未掲載の物をまとめてみた。
今回西側に行くルートは、車橋から本丸桝形までは前回と重なる。
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前回もここで写真を撮ったが、今回は少しアングルを変えて。コメントは重複を避けて省略。
この先が常盤曲輪でその途中に西に向かう小道があるようだが、心もとない感じなのでやめにした。
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正門北側の石積み、石列。
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正門両脇は切り石による石組みで大手道を狭めている。
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正門北側の石積み。枡形を2回右折して本丸の門に至る。
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1回目の右折。石段がある。右の石垣は崩れかかっていた。
今回は右折せず、直進する。空堀をへて若狭曲輪に向かう小道があった。
若狭曲輪については掲載済みなので省略。
さらに下るとまだ曲輪があるらしい。
絵図では侍屋敷となっている。長者峰といって築城当時からの曲輪だという。当初はこの釜が入り口が大手道で、その北西に位置するこの曲輪が大手道を守っていた。
そこまで下って行ってもまた引き返し登ってくることになるし、絵図にはあっても地図には何の表示もないので、この日はあきらめて未知の西城に向かうことにした。
釜が入り口はグーグルマップで確かめると、行き止まりに数軒の民家があるだけで駐車スペースもなさそうなので、そちらからのアプローチはあきらめた。

何回かに分けて、烏山城について書いたが、とりあえずこれで一区切りとする。
城の西側は縄張り図を見ると、数多くの曲輪があるが、現状は木々に隠され、その全貌を見ることができる日が果たしてくるのか、そう思うとため息が出るばかりだ。

いま気になってること