先欠歯(永久歯) | ふじみ野市 たきの歯科の院長ブログ

先欠歯(永久歯)

先欠歯(先天性欠如、先天性欠損などとも言います)とは、本来あるはずの歯が無いことを言います。 

 

昨日は乳歯の先欠歯について投稿したので、本日は永久歯の先欠歯について投稿します。

 

永久歯が先欠歯の場合、その歯にあたる乳歯が残っている場合が多いです。

 

この残っている乳歯ですが、やはり永久歯よりも弱いため、ほとんどの場合は40代くらいで寿命を迎えることが多いです。

 

また、前歯などの場合、色や形が悪く、気にされる方も多くいらっしゃいます。

 

残す場合はできる限りケアをして残していきますが、残すことが難しい場合は、

・両隣りの歯と繋げるブリッジ

・インプラント

・入れ歯

・矯正

・親知らずなどを移植

などの治療が必要になります。

 

先欠歯で乳歯なども残っておらず、歯1本分以上の隙間がある場合も同じような治療が必要になります。

 

隙間がなく、かみ合わせ等に異常がない場合は、そのまま経過観察となります。

 

例えば、下の前歯が1本少ない方は結構いらっしゃいますが、ほとんどの場合キレイに並んでいて、歯医者さんで気づくというケースも多いです。