プラスチックの詰め物
虫歯の治療の時に使うプラスチックの詰め物は、コンポジットレジン(通称CR)と呼ばれています。
このプラスチックですが、青い光で固めます。
この青い光を紫外線と思われている方も多いようですが、これは紫外線の波長の入っていない、青色LEDの光になります。
昔は紫外線が使われていた時期もあったようですが、さすがに体にあまり良くなさそうということで、青色光線に変わったようです。
但し、光量は強いので、直接見たり、光を当てている所をじっと見ていたりすると、あまり目には良くないかもしれません。
そして、光量が強いため、熱エネルギーに変換されるので、ちょっと熱さを感じる場合があります。
しかも、プラスチックが固まるときに硬化熱を出すので、更に熱くなります。
プラスチックを光で固めている時に、熱さで痛みを感じる時には、一声かけてください。
光量を落としたり、固める時間を短くして回数を多くするなど、痛みを感じないように工夫します。