本日の稽古。

この日、群馬県の桐生市では、39.7℃を記録したとのことで、今日も猛暑日の中での稽古となりました。

防具を着けるだけで、額からは汗が滴り落ちてきます。危険な暑さでもあるため、この時期の稽古は、稽古中でも自由に面を外して構いません。各自、水分補給を行い、熱中症の予防に努めるようにして下さい。

そんな中、今日は、高木先生による「試合での鍔迫り合いについて」の説明と注意点から稽古が開始されました。


鍔迫り合いの解消途中に打突に転じたり、場外際で故意に押し出そうとするなどの行為は、「試合の公正を害する行為」として、反則が与えられるので、試合に出場する選手は、十分に注意して試合に臨むようにしましょう。

さて、本日の稽古に関口先生一家が参加してくれました。

関口先生一家と言えば、技術的なことは勿論のこと、とにかく、剣道に対する取り組む姿勢や考え方が一流で、一家で剣道を志すご家庭の方であれば、是非、参考にすべき剣道一家であります。


長男の禅君は、高校剣道界の強豪、横浜高校剣道部に在籍し、

次男の暖君は、横浜中学校で稽古に励み、


三男の玄君は、二人の兄の背中を追って、日々、稽古に奮闘中で、すでに非凡なセンスを発揮しています。

三兄弟については、各種大会などで活躍しているため、すでにご存知の方も多いと思いますが、今日、実際に竹刀を交えてみて、如何だったでしょうか。「基本が出来て、試合にも強い」というのが正直な感想だったと思います。
それもその筈。これは日頃から、関口先生の教育方針でもある「人一倍稽古をして、人一倍竹刀を振る」ということが裏付けされていることに他ならず、それに応えるべく、三兄弟の「確固たる信念」と「弛まぬ努力」があるからだと思います。

関口先生に息子さん達のことについて尋ねると、「まだまだ」と謙遜しておりましたが、その眼差しは、さらなる頂を見据えた力強い目をしておりました。この様なトップクラスの選手と稽古をする機会はなかなかありませんので、今日、稽古に参加した選手は、大変良い勉強になったと思います。今日のこの経験を無駄にすることなく、今後の稽古に活かしてくれればと思います。

関口先生、本日は稽古に参加してくれて、また、差し入れまで頂き、本当にありがとうございました。

滝の沢の選手たちも大いに刺激を頂くことが出来ました。機会があれば、是非、また稽古に参加して、稽古をつけて下さい。

そして、この様な機会を作って頂いた横浜高校OBの金子先生にも感謝いたします。金子先生、ありがとうございました。

また、今日は、昼間、相模原で錬成会を行っていた高校生たちも稽古に駆け付けてくれました。

疲れが溜まっている中での二部連となりましたが、強くなるためなら、こういう疲れた時の稽古も大切なことです。


つまるところ、「目標をどこに置くか?」で、その人の稽古量も稽古の質も変わって来ると思うので、キツイ時や苦しい時こそ、「強くなりたい」との気持ちを思い出し、厳しい道を選択出来る選手になって下さい。

大会シーズン真っ只中ということもあり、滝の沢にも、連日、所属選手の地区予選突破の朗報が届いております。暑い時期ではありますが、一人でも多くの選手が、一つでも多くの大会で上位に進めるよう、しっかりと目標を持って頑張って下さい。

高校生たち。

お疲れ様でした。