本日は鳥類。

●メガネフクロウ Pulsatrix perspicillata

・分布:メキシコ南部~アルゼンチン北西部。

・体長:52cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Pulsatrix+perspicillata&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwixjvuQvPrZAhUGm5QKHeA8AVwQ_AUICigB&biw=1301&bih=530

白いのは若いやつ。

 

フクロウ科の1種。おもに低地の熱帯雨林に生息するが、農地や乾燥林のほかサバンナにも現れる。6亜種に分かれる。夜行性で単独で行動する。分布域が広いため絶滅の恐れはないが、現地では、飛んでいる本種が森の近くを走る車にぶつかる事故もおきている。

 

フクロウというのはどの種も目力が強いものだが、本種はその中でも特に強いような気がする。目の周りの白い模様のためだろうか? この模様が名前の由来になっているようだ。目力だけではなく、全体的に独特の威圧感があり、たきお気に入りのフクロウである。本種を初めて知ったのは中学時代に読んだ図鑑である。写真入りであったが、純粋にすげえって思ったものだ。フクロウは面白いのが多い。これからも紹介していく。

本日は哺乳類。

●コモロオオコウモリ Pteropus livingstonii

・分布:コモロ諸島のアンジュアン島とモヘリ島。

・体長:30cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Pteropus+livingstonii&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi5lIuxhvjZAhXJEbwKHQxxC8QQ_AUICigB&biw=1301&bih=530

 

マダガスカルの北西沖にあるコモロ諸島の二つの島だけにすむ。山地の森林にすみ、アンジュアン島では標高450m以上、モヘリ島では標高200m以上の森林で見られる。夜行性だが、昼に活動することもある。生息地の破壊等で個体数が激減しており、レッドリストでは絶滅危惧IA類に指定されている。現在、アクションコモロと呼ばれる非政府組織が保全活動を行っている。

 

黒い体に赤い目の、いかにもオオコウモリといった風貌をもつ。絶滅危惧種であり、アクションコモロをはじめ、いくつかの海外の動物園も保全活動に取り組んでいるようだ。本種は、たきが大好きなコウモリである。地味なのにって思う人も多いかもしれないが、写真を見ればわかるように、ある種の貫禄を持っている。また本種は、たきが小学生時代に某有名動物番組でレア種として紹介されており、たきも興奮したものだ。そういう意味で思い出の種でもある。

本日は無脊椎動物、クモです。

●クロドクシボグモ Phoneutria nigriventer

・分布:ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン北部。

・体長:15cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Phoneutria+nigriventer&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjj5oSKwPXZAhVFy7wKHdToA24Q_AUICigB&biw=1286&bih=523

クモですので苦手な人はご注意を!!

 

シボグモ科の1種。おもに熱帯雨林にすむが、バナナ農園や民家付近にもみられ、人がかまれる被害が多い。攻撃的なうえ、毒の強さはクモ界でもトップクラスの非常に強力なもので、たいへん危険。しかし、その毒の強さから血清が作られており、死亡例は少ない。

 

ガチで毒の強い毒グモっているのか? タランチュラだって人も多いと思うが、前にも言ったようにタランチュラの毒は強くない。じゃあどんなのがいるのだ? そのひとつが本種である。毒が強いうえに現地では身近に見られるので、かなり危険なクモといえる。血清により死亡者数が減っているのは良いことだが、別の問題もある。2014年には、イギリスにて輸入されてきたバナナに本種が紛れ込んでいたという事件も起きている。あな、おそろしや。。。