本日は魚類。

●スリーストライプドバタフライフィッシュ 

Chaetodon tricinctus

・分布:ロードハウ島とノーフォーク島固有種。

・体長:15cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Chaetodon+tricinctus&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj2of_6jfPZAhUKxbwKHUCgAeYQ_AUICigB&biw=1286&bih=523

 

チョウチョウウオの1種。オーストラリアの東側海域にあるロードハウ島とノーフォーク島だけで見られる珍しい種。水深3~15mのサンゴ礁のラグーンにみられる。小さな群れを作って行動する。ごく稀に観賞用として流通するが、非常に少ない。

 

本日はレア種。限られた海域にだけすむ謎多きチョウチョウウオだ。レアなだけでなく、その独特のカラーリングもまた、生き物好きのテンションを上げる。なお、たきが本種を初めて知ったのは意外にも中学時代。チョウチョウウオについて詳しく書かれてある某書籍で本種を知って狂喜乱舞したものだ。なお、その本はそれまでただ美しいだけと思っていたチョウチョウウオの新しい世界を見せてくれた、たきのバイブルのひとつであった。

本日は両生類。

●シャベルヘッドアマガエル 

Triprion spatulatus

・分布:メキシコ南部の太平洋岸域。

・体長:12cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Triprion+spatulatus&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi7p4fw2e_ZAhWITbwKHbh_DakQ_AUICigB&biw=1286&bih=522

 

アマガエル科の1種。乾いた低地や熱帯の落葉樹林にすむ。学名の「spatulatus」はへら状という意味で、その独特の鼻先からきている。また頭部は頭蓋骨が頭頂部の皮膚と融合しており、すごく硬い。ドイツの動物学者アルベルト・ギュンター氏によって1882年に記載された。

 

体色はやや地味だが、その独特の顔でインパクトは大きいカエルである。鼻先ばかりに目が行きがちだが、頭部が固く、外敵から身を守るためとも言われている。アマガエル科のなかの、ヘラカブトアマガエル属の1種だ。ヘラカブトアマガエル属はメキシコやグアテマラの太平洋岸域に2種知られている面白いカエルである。中米は南米と並んで面白い生き物がたくさんいる。これからも紹介していく。

本日は爬虫類。

●コブハナトカゲ Lyriocephalus scutatus

・分布:スリランカ。

・体長:35cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Lyriocephalus+scutatus&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjk3dOC9-3ZAhXFKJQKHa0uA2kQ_AUICygC&biw=1286&bih=522

 

アガマ科の1種。標高1650mまでの森林にすみ、たまに民家付近にも現れる。樹上でも地上でも見られる。昼間に活発に行動し、夜は木の上で眠る。昔は「Lacerta scutata」という学名だった。

 

名前の通り、鼻がコブみたいになっているのが特徴のトカゲ。個人的にはコブ鼻よりも、そのきれいな体色に目が行ってしまう。民家付近にも現れるようで、たきとしてはうらやましい限りだ。なお、本種はたきの思い出の種である。中学時代に読んだ某爬虫類図鑑で本種を見つけてすげえと思ったのだ。子供の時の思い出が現在のたきの生物愛につながっているのだ。