本日は鳥類。

●キエリクロボタンインコ 

Agapornis personatus

・分布:タンザニア北東部。

・体長:15cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Agapornis+personatus&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi61ejAhY7aAhVIXrwKHVdxByUQ_AUICigB&biw=1286&bih=523

 

インコ科の1種。標高1100~1800mのバオバブやアカシアの生えるサバンナにすむ。20~40羽のグループで行動し、水辺によくみられる。タンザニアの固有種だが、ブルンジとケニアに導入されている。見た目や飼いやすさ、慣れやすさなどからペットとして人気である。

 

インコの中でも、まるで妖精のようなかわいらしさが人気のボタンインコの仲間。日本でもペットとしておなじみである。本種もまた日本でもよく飼われていて、鳥好きにはよく知られていると思う。あまり知られていない種を紹介するたきのブログだが、なぜ人気種をだしたかというと、ペットとしては知っていても野生種としての詳しい情報を知らない人が多いからである。ボタンインコがアフリカの鳥っていうのは知っている人も多いと思うが、具体的な分布域や生息環境を知らない人が多い。というわけで今回紹介した。こういうペットの裏説明も今後続けていくつもりだ。お楽しみに^^

本日は哺乳類。

●サバンナアフリカオニネズミ 

Cricetomys gambianus

・分布:サハラ以南のアフリカに広く分布。

・体長:40cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Cricetomys+gambianus&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwi11KiPnozaAhXGXbwKHYC0BEQQ_AUICigB&biw=1286&bih=523

 

アシナガマウス科の1種。サバンナという名前がついているが、サバンナだけでなく、常緑樹林や農地、都市部に現れることもある。単独で行動し、夜行性。西アフリカを中心に、現地では食用にされることもある。人によくなれることからペットとして飼われることもある。さらに嗅覚がよいことから、紛争地域における地雷の探知・除去にも活用されている。

 

アフリカオニネズミの仲間はアフリカに広く分布する大型のネズミだ。そのうち本種はこのグループの代表的なものである。現地では一般的に見られるようで、食用やペットなどにされているようだ。なかでも地雷探知に使われているのは本当にすごい。警察犬のように人間世界の平和を守る生き物なのだ。そのことから、海外では本種をヒーローラッツと呼んでいる。苦手な人が多いネズミにだって英雄はいるんですよ^^

本日は無脊椎動物、クモです。

●ミドリササグモ Peucetia viridans

・分布:米国南部~ベネズエラ。

・体長:2cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Peucetia+viridans&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjcg77U04naAhXGurwKHakGCI4Q_AUICigB&biw=1286&bih=523

クモ苦手な人は注意!!

 

ササグモ科の1種。植物の中や低い灌木などでみられる。敵や獲物が近付くと、毒液を20cmも飛ばし、これが目に入ると失明の危機がある。また、咬まれるとかなり痛い。農作物の害虫(蛾の幼虫など)を食べるために農家にとっては有益なクモといえる。

 

2日ぶりの更新だが、いきなりクモですww

前回の無脊椎もクモだったような気が・・・w

それはさておき、今回紹介したのは日本ではほとんど知られていないクモだ。見た目はいかにもって感じのクモだが、上品な緑色で個人的には好き。しかし本種のすごいところは牙から毒液を飛ばすことだ。口から毒液を飛ばすなんてまるでアニメやゲームのモンスターみたいだ。何とも面白い攻撃手段を持っている。なお、日本にも口から粘液を飛ばすユカタヤマシログモというクモがいたりする。