どこまでも伸ばして欲しい記録 | 4着馬を買うことに関しては天才的な人のブログ

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当たり外れがかかった接戦は無類の弱さを発揮するのに、ヒモ抜けの時の接戦の強さは御手の物。
まさにゴール前の魔術師とは私のことです(^_^;)

6月1日の高知競馬7Rを快勝したクイックリープ。



K点直下の瞬間湯沸し器-111103_1907~02.jpg


騎乗した宮川実騎手は、地方通算1000勝を達成\(^o^)/。



1999年10月デビュー。デビュー戦のカタマルヒーローで初騎乗初勝利。ストロングボスの活躍などで順調に勝ち星を積み重ね、フサイチバルドルで黒船賞で3着。高知競馬には欠かせない騎手の1人になった。


そんな天才騎手に突然訪れた試練。


700勝を達成した直後、騎乗馬クラウザーサン の故障に巻き込まれ落馬。左目を失明する重傷。


普通であれば、騎手引退に追い込まれる怪我のなか、選んだ道は現役復帰。約1年の休養を経て、右目のみで騎手復帰をした。



「勝てないから、結果が出ないのは仕方がない。ただ、それでも応援してくれる人の馬で勝てなかった時は、本当に辛かった。」


今年の日本ダービーで武豊騎手が残したコメントだけど


宮川実騎手も復帰してからも、右目のみの騎乗だし、時代は赤岡修次騎手の全盛期。個人的には、以前ほど乗り馬は集まらない印象があとただけに、同じ心中だったのではないか?。



それでも、コツコツと積み重ねて届いた大台。



今日の高知競馬10Rの終了後に行われた記念セレモニー。


西川敏弘騎手から「2000勝を目指して」とコメント


そして、目標としていた数字としながらも「1000勝は通過点だと思ってますし、更なる数字を目指して」と宮川実騎手。



今日の高知競馬5Rをタージマハルで制した宮川実騎手。これが通算10004勝目で、怪我から復帰後のマルタカデピュティの初勝利からちょうど300勝目。



「内田博幸でなく、宮川実を中央に行かせたかった」という声があったほどの騎手。



努力できる天才が、どこまで成績を積み重ねるのか、今後の宮川実騎手の活躍に期待したいと思います(^O^)。