本年も有り難うございました。
今、病室でこのブログを書いています。
今年の4月から入院を続けて年越しは病室となりますが、
物凄く前向きな気持ちで入院しているし、リハビリに専念しながら、
世の中に「絵」というカタチで僕の伝えたいことも発信できたので満足しています。
「挑戦」の年と課してきた今年一年は勇気と覚悟を持って挑んできました。
様々な困難もありました。新しい発見や嬉しい変化、思うように行かないこともありました。
でもそれら全てが「生きてる」って実感をすることができました。
それも家族、事務所関係者、病院関係者、仲間たちの支えあってこそ、今に至ります。
病院には様々な方がいます。
リハビリ入院、褥瘡の治療、義足作り…その中で廊下を何周も車いすで周回する方、歩行練習する方、知り合った人達とデイルームで夜遅くまで団欒してる人…めちゃくちゃ話しかけてくる人もいます笑。
人それぞれ自分の時間の使い方で、自分らしく一日を構成しています。
僕は今回の入院では明確な目的を持ってここに乗り込んで来てるし、それくらいのでっかい夢があります。
とんでもなくデカい壁に挑んでいます。何かを犠牲にしてでも成し遂げたいモノです。
だからこそ自分時間と自分の体を大切に、環境に流されることなく、慎重に人との距離感をうまく保ちながら、自分の体に向き合うことに集中してきました。病院だからできること病院でしかできないことがあります。
あっという間の一日24時間の中で、1分1秒をどう過ごしていくかプログラムしており、それを出来る限り壊したくない。
戦場。まさに自分との闘い。
一瞬たりとも気を抜きたくないんです。
ただまぁ…今、一日の中で気を休められる息抜きの時間は、こうしてSNSを確認することと、寝る直前に30分だけ観る「ワンピース」笑。
この入院を期に第一話から見始めました。
心のリハビリと体のリハビリをうまく使いこなし充実しています。
人は人。僕は僕。
感謝の念を忘れてはいけないこと…
ただ感謝と言う思いや言葉に囚われすぎて、自分のアイデンティティを失わないように自分らしく生きていけなければならないと思っています。
ありがとう、すいません。って、どうしても知らず知らずのうちに自分の行動にリミットをかけてしまう。それではとても生きにくくなる。
確かに僕のように障害があると、周りは大変だし、心配もかけてしまう。でも僕たちも皆さんと同じように喜んで怒って哀しんで苦しんでいきたい。
同じように人生を謳歌していけるはずです。
夢への扉を信念でこじ開けることができたこの一年。
一緒に支えてくださった方々に本当に感謝しかありません。
SNSで応援してくれている方々からも力をもらっています。
本当に有り難うございます。
周りが何と言おうとも、自分で自分の限界は決めない。
自分が信じてあげなくて誰が信じてくれるんだ。
皆様も、この一年様々なことがあったことと思います。
それでも何とかこの年の瀬を迎えられたことに、自分を労ってあげてください。
本当にお疲れ様でした。
来年が皆様にとって、さらに良い年になりますように。
滝川英治