PARA SPORTS NEWS
アスリートプライド
1年10カ月に渡り応援してくださり
本当に有り難うございました!


思えば、番組MCの話を事務所の社長から聞いたのは、父が亡くなった翌日でした。
病室で父親からの最後のギフトだと、社長と二人で泣いたのを覚えています。
あれからもう二年経つんだと、感慨深いものです。
下を向いてしまいそうな自分の希望となり夢となり、支えられてきました。
一欠片でも明るい光があると、その射し示す方へ勇気を持って進んでいけるんだと確かめることができました。
収録は毎回反省ばかりで、どうしたらパラスポーツの魅力をMCとしてより多くの方に伝えられるのかと悩める日々の中、クリステルにも相談しました。
すると彼女に「MC?そんなのあなたに誰も何も求めてないよ」「だから隣に大橋さんのようなプロフェッショナルな人がいるんじゃない」と言われました。
僕は届けよう届けようが先走り、頭で考え過ぎてしまい、楽しむことすら忘れてしまっていました。
とにかく『今を楽しむ』ことを最優先して考えることで気持ちが楽になり共演の皆とも掛け合うことができて徐々に『自分らしさ』を出すことができたと思います。


レギュラー出演者の清水宏保さんは優しい兄貴のような方で、結果的にほとんどカットでしたが、清水さんとの掛け合いは内内では夫婦漫才と言われてました。とにかく楽しくて、僕の台本にないアドリブで収録時間が押し、そして大橋さんが巻くという構図でした(笑)
清水さんの温かさが番組に癒しを与えてくれました。

久下真以子さんのパラスポーツへの情熱とその豊富な知識量には本当に助けられました。
久下さんの熱さが番組に刺激を加えてくれました。

大橋未歩さんはMCとして未熟な自分を引っ張ってくれて支えてくれて、絶対的な安心感がありました。
大橋さんの快活な笑顔が番組に華を添えてくれました。

スタッフさん共々皆のモチベーションが同じ方向を向いていたからこそ、アットホームなチームワークが作れた気がします。
とても居心地のいい現場でした。


この番組を通して感じるのは、障害って人生生きてると誰しもがぶつかる大きな壁で、もちろん程度や捉え方は人それぞれ様々で、中々に一括りでは語れないものだと思うのですが、パラアスリートの皆さんの夢に煌めいてるその前向きな生き様に、どれだけの人が勇気づけられているか…
勝ち負け以前に大切な、超人間力を感じました。個人的には、これからもスポーツが僕にとっての「生きがい」であってほしいです。
これからもアスリート達が僕にとっての「憧れ」でいてほしいです。
番組では伝えきれなかったパラスポーツの魅力がまだまだたくさんあります。
それは是非これから、皆様自身で見つけてほしいなと思います。
長い間応援してくださった皆様、本当に有り難うございました!

当初、僕の人生においてこの番組は夢への第一歩だと言った記憶があります。
もっと先へ行きます。
皆さんと共にさらに素晴らしい景色が見れるように、人としてもっと成長できるように、頑張っていきます!
これからもどうぞ宜しくお願い致します!











今日もお疲れ様!

よく頑張りました!

明日も元気に過ごそう(^O^)


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