あっという間でした。


舞台版『龍が如く』まだ終わった実感がない


とにかく約一月、決して器用じゃない自分は無我夢中で駆け抜けました。


僕なりの、僕にしか出来ない桐生一馬を追い求めて


舞台上でそんな桐生一馬として生き続けるのみ。




この作品で意識したのは、「緊張感」と「スピード感」


そして…



田村さんが、稽古中にこんな事を仰いました。

「フリとオチがあったらフリがとにかく大事。」

「例えば、綺麗なお姉さんがヒールで歩いてきて、目の前でこけるという芝居」

「大概、人は、このこける部分を一生懸命やろうとしてしまう。

「じゃなくて、一番大事なのは、そのフリのいかに綺麗に歩けるか。こけるというオチを際立たせるためのフリをしっかりやれば、自然とオチていくんだよ。」



なるほど…




俺は、初めて桐生一馬を見た時に


陰を感じました。


陰と陽


陰があるから陽が引き立つ。




この作品は、熱く、強く、逞しく、男の象徴とも言うべきことに目がいきがちだけど


僕が伝えたかったものは、逆に人間の弱さ、脆さ、儚さ、繊細さ、切なさ。



支えや、かけがえのないものが人間が生きる上でどれだけ大切なのか…



陰と陽。光と闇。冷静と情熱。条理と不条理。人間の裏と表。



裏の部分を伝えたいからこそ、表の部分を必死に伝えました。





そして、今の自分にも重なりました。


赤坂アクトシアターで主演。


素晴らしいキャスト、スタッフの支え、チームワークがあったからこそ、無事に終えることができたと思ってます。




いつも自分は人に恵まれてる。


横を見たら人がいる。


常に感謝の気持ちを忘れずに


恩返しをするつもりで頑張っていきます!



舞台版『龍が如く』は、今まさに一歩歩き始めたに過ぎないと思ってます。


これからこの先、この作品は新たな光を求めて突っ走っていくと信じています。


またいつかどこかでお会いしましょう。


応援してくださった方々、いつも支えて下さった方々、本当に有り難うございました!!


カーテンコールでお客様の拍手、千秋楽のスタンディングオベーションに感動して、本当に幸せな瞬間でした。

シュンちゃんとガク


けいすけ


なんちゃん


ウサさん


名高さん


ゆうま


加賀美


けい


じんちゃん


芋さん


桐生一馬の声優さん黒田崇矢さん


蘭と彩音ちゃん






堂島の龍

桐生一馬

ありがとう。。。