福岡から帰京中です。

少し長くなります。




舞台『弱虫ペダル』

ゴールしました!!

インターハイ最後の決着がつきました。

村井良大演じる小野田坂道がトップでゴールしました。


王者箱根学園は、残念ながら…




でも、舞台『弱虫ペダル』という作品としては、みんなで手をつないでゴールできたと思ってます。

応援してくれた、いーっっぱいの人達も一緒に!

1人の力だけではゴールできなかっただろうな。


まさに、ロードバイクそのもの、人生と重なるかもしれない。





『福富寿一』


俺は強い!

って、言い続け、胸を張り続け

主将である自分が強くあらねばならない。

自分を鼓舞するためにも、そうあり続けるためにも誰よりも努力し、凛とした姿を背中で魅せてきた福富が好きでした。


ほんとにほんとに不器用な人間だけど

福富の考える王者の主将としての在り方、意義

一番人間味があって、わかる人には共感できると思う。


王者の主将という立場、インハイにかける想いが外見も、メンタルにまでも仮面をかぶっていたんじゃないかと思ってる。


俺も、舞台に上がる前は『自分はできる!』『自分は成功する!』『絶対できる!』

スポーツマンNO.1で跳び箱跳ぶ時なんて、まさに心の中でずっと言ってた。『俺は跳べる』って(笑)

自分の心臓たたいて鼓舞してから出陣する。

そうでもしないと、プレッシャーに押し潰されそうになる。結局、弱い人間なんです(笑)

だからこそ、すごくわかる。



そんな、福富寿一と出会えたことに感謝です。



そして、不器用な俺を全力で引いてくれたハコガクメンバーに感謝。




荒北靖友役『鈴木拡樹』

初めてお前と出会った時、とにかくお前の視線を感じた。感じまくった。また、見てる!って(笑)

実際は、細身でそんなにデカくないお前の背中だけど

荒北として運んでる時のお前の背中、後ろから見てるとめちゃくちゃデカイ。

だから、信用できた。任せられた。

もうそんな背中も見れないのかな…


有り難う。全身全霊の引き。




東堂尽八役『北村諒』

俺より後からこのカンパニーに入ってきたけど、あっという間にみんなと馴染んで、あっという間に俺より物覚え早くて

まさに音もたてずにスリーピング(笑)

お前は、美しいよ。



新開隼人役『宮崎秋人』

ストイックだな。それが顔に出てる(笑)

稽古場でも厳しい表情になったと思えば、一反優しく、少年のような笑顔を見せてくれる。

そんなギャップが女子にモテるんだろう(笑)

また、本当にお芝居が好きなんだなって思う。

そして、誰よりも負けず嫌いで、誰よりも新開を愛し、ハコガクを愛し、貪欲に追い求めた、役者…秋人。




泉田塔一郎役『河原田巧也』

愛されキャラだね(笑)

いつも、誰よりも早く客席でウォーミングアップ、発声してる。

隠れて努力するタイプだな。

とにかく、強靭な下半身でケイデンスが速すぎて、驚愕してました。

それも、日頃の努力の結晶だと思う。

お前の左大胸筋になれて、幸せだった。




黒田雪成役『秋元龍太朗』

その若さで、こんな大きな舞台に抜擢され

正直最初は大丈夫かなとも思ったけど、本当に日に日にかっこよく様になっていく黒田が見えたよ。

お前の千秋楽での涙が全てを物語ってるんだろうな。

大きなプレッシャーと、このペダステへのでっかい愛を感じた。

その気持ち、絶対忘れないで、これからも謙虚に頑張ってほしい。




真波山岳役『植田圭輔』

「滝川英治の面倒は俺が見ます!笑」

いつも、そうやって和ませてくれるな。
有り難う。

植ちゃんが今回、計り知れない意気込みで挑んでたのは、稽古中から見てとれたし

その中でも、演出と役者の間に立ったりと、引っ張っていく姿、新たな一面を見て、何か嬉しかった。

このカンパニーでは、植ちゃんとの付き合いは長い方で

だからこそお前とのやりとりは好きだし、お前に絡みに行っちゃうし、諸々の対応ありがとな!

この作品で、植田圭輔は何段も階段上がったんじゃないかな。

お疲れ様!

これからも、俺の面倒宜しくお願いします(笑)




御堂筋翔役『村田充さん』

俺の出番が終わり、はけてきた時に

いつも袖で拍手で迎え入れてくれました。

舞台上で御堂筋として見事に生きてたあなたが

村田充として迎えてくれて、握手した瞬間、ほんとに疲れがふっ飛びました。

先輩有り難うございました。




小野田坂道役『村井良大』

お前には…
言うことねーわ(笑)

最高の座長だった!




そして

金城真護役『郷本直也』

金城!!!
福富!!!

いいね。好きだったな。気持ちよかったな(笑)

お前とは10年以上の付き合いだけど、本当にもう一度こうしてお芝居ができてよかった。

心から感謝してる。

考えてみると、福富と金城の関係に似てる気もしてて…

福富はどこかで、金城に憧れてる部分があったのかもしれない。

自分とは違ったキャプテンとしての在り方、ハコガクとは違った総北の絆、不器用な自分。

そんな金城を常に意識し、ライバル視し、総北、つまり金城に勝つ!これを自分の原動力にしていた。

そんな関係性が何となく俺らに近いのかな。

このペダステでの、お前の在り方、キャプテンシーは本当に素晴らしく、キャスト、スタッフさんへの配慮、お客様、あらゆる所への気遣い。


本当にお前が金城で、お前と走れて、お前の背中を追って、お前と汗かいて、お前とゴールができて、幸せでした。

直也、青春を有り難う。





そして、本当にたくさんのキャスト、スタッフの皆さん、福富寿一のバトンを渡してくれた森本亮治、小林且弥さん、演出の西田シャトナーさん

最後まで、応援してくださった多くの方々に感謝。



長々となってしまいましたが、すいません。


本当に有り難うございました!!


また、どこかでこのメンバーと会える日を夢見て…


俺たちは、強い!!!







前を見て

全力で

走れ!!



舞台『弱虫ペダル』
王者箱根学園主将
福富寿一役

滝川英治