さて、今週は重賞4つという豪華な競馬開催。

そしてまだ暑いけど秋競馬の開幕です。

ここからG1に向けて有力馬がステップレースとして使ってくるのでその完成度の見極めが重要になってきます。

 

そして今週は台風が来てたので中山と阪神は馬場の状態も気にしないとですね。

阪神と札幌は良馬場スタート、中山は稍重スタート。

意外と早く乾いてきているので、中山の馬場もそこまで掘られないで日曜日までいけるかも。

 

あと、中山競馬場は毎年そうですがこの9月の開催だけ野芝のみになるので、他の中山開催とは全く別のもになります。野芝のみなのでスピード競馬になるということですね。

 

【京成杯AH】

毎年タイムが速い競馬になるレース。前がけっこう引っ張るのでラスト1ハロンは少しかかる傾向。なので開幕週だけど差しも効く。先行馬と差し馬のなかなか面白い争いですね。ただのスピード馬では最後止まる感じです。

ただ今年は先行馬が少ない印象。ある程度前に行く馬がやや有利かな?

◎7コントラポスト

前走の巴賞はこのレースのための叩き台だったというのは調教師から言われている。やや反応が鈍かったのはそのためかと。

ここを叩いてのレースなので当然上澄みはあるはず。

おそらくこの枠なのである程度のポジション5番手くらいにはつけてくれると思うので、早くいいポジションをとって進んで欲しい。

ただ基本的に田辺騎手をあまり信用していないので、無意味に後方に下げるとかされたら厳しいと思う。田辺騎手は無意味に下げる傾向のある騎手なので。ただ、今年4月のダービー卿チャレンジトロフィーでは4~6番手くらいで追走したので、今回もせめてこのポジションでは行ってほしい。ダービー卿チャレンジトロフィーではトロヴァトーレと0.1差の競馬はしているので、同じような競馬ができれば。

〇11エリカエクスプレス

オークスはあきらかに距離が長かった。

桜花賞も逃げたがややペースが速すぎて先行馬にはキツイ流れ。でも見せ場は十分にあったので悪くはないレースだった。

やはり能力は高い馬なので、あとはあまり入れ込まずにいけるかどうか。逃げ・先行馬が少ないので展開は向きそうで、自分との戦いという感じになりそう。

ただ、このメンツで勝ち負けできないと、今後の古馬との戦いは厳しくなりそう。

▲14タイムトゥヘヴン

けっこうムラ馬ではあるんだけど、昨年のこのレースは先行馬有利の展開で大外から追い込んでアスコリピチェーノに0.2差の2着とかなり強い競馬をした。

この中山のマイルが一番合うイメージなので、今回も期待したいが、先行馬があまりにも楽をすると厳しくなる。

△10カラマティアノス

△5ニシノスーベニア

△8シヴァース

時計が速くなってきたのでニシノスーベニアには合わなくなったのでシヴァースの先行力を買う。

 

×9ジューンオレンジ

3連系を買うならオッズ次第で紐にはいれるかも。

 

【札幌2歳S】

今年はけっこう能力拮抗してる感じ。

開催最終週に行われるので時計はかかり、切れよりも持久力勝負という感じ。ただ、ペースは流れることが多いのでタフな競馬になるイメージ。

◎11スマートプリエール

新馬戦は出遅れて流れにのれずに3着だったが、未勝利戦は終始楽な手応えで4番手から徐々に上がり最後は突き放すという強い内容。スローの瞬発力勝負だったけど、函館開催の後半のレースでタイムも1.49.0を自力で出しているので優秀。

低く柔らかいフォームから能力はそうとう感じる。

ここまでいい瞬発力を出しているので持久力勝負になってどうかは未知数。でもお母さんがスマートレイアーで兄・姉も重い馬場で好成績を残しているので、この馬場もこなすはず。

〇6サンセットゴールド

新馬戦は札幌1800m重でスローの瞬発力勝負で3番手から1着。3番手でも前と少し離れており4コーナーで差を詰めて抜け出す。抜け出す時の脚は早かったので強い。クビ差2着馬はその後に勝利。自分で勝ちに行っての勝利なのでいい。

▲10アーレムアレス

新馬戦が前半掛かっていたが3コーナー手前からやっと折り合い、4コーナーで差を詰めて直線抜け出したが勝ち方は良かった。

札幌2最Sはペースが流れるので、折り合い面は楽になると思う。

△2ジャスティンシカゴ

△5ヒシアムルーズ

 

1番人気のルメール騎乗のロスパレドネスですが、新馬戦は6番手から差したわけですが、前がかなり厳しい流れでやや展開が向いた感も。このレースの3着、5着の馬がその後に勝っているけど、この2頭は先行して負けた馬。逆に2着も差し馬だけどこの馬はまだ勝てていないというところからも展開に恵まれた感は強い。ジオグリフの全弟ということで注目を集めているけど、人気になるなら嫌いたい。