日曜日は日本の競馬に香港と忙しかったですね
では振り返りを。
【阪神ジュヴェナイルフィリーズ】
アスコリピチェーノが差し切り勝ち。
新潟2歳ステークスに続く重賞勝ちで無敗の2歳女王になりました。
内目の枠がやはり良かったのか、新潟の時は折り合いを欠く場面もあったけど、今日は終始落ち着いて走っているようでした。
今回も長くいい脚を使っており完勝でしたね。
2着はステレンボッシュ
パドックを見た時に馬がかなりいいですね。
レースではいいスタートを切ったけど、少し行き脚がつかないで中団後ろから、ルメール騎手が促して中団で追走。
直線は真ん中に突っ込んで前が開くなり内に進路を取って一瞬突き抜ける勢いでしたが、アスコリピチェーノの踏ん張りに屈して2着。
このレースを見る限り、距離がマイルでは短いようですね。
スタート、そして直線入ってそれぞれ反応が少し鈍かったので、もう少し距離があった方がレースはしやすそう。東京のオークスとか最適ではないでしょうか。
それでも差のない2着まで来るので、なかなかいい馬です。
3着はコラソンビート
なんかもったいない競馬でしたね。
道中はスムーズに走れていてかなりいい感じでしたが、３～４コーナーで外を回してしまいここでかなりの距離ロス。
もともと1400ｍの方がいい馬か？と言われて距離不安のあった馬なので、もう少し気を使って乗って欲しかったですね。
ステレンポッシュと同じような位置にいたのに、ルメールは真ん中に進路を取ったのに、コラソンビートの横山武史騎手は大外回して、外に少し膨らんでしまう感じに。
この2頭の差はかなりでかいです。横山武史騎手は上手いと思うけど、Ｇ１ではルメールとの差がこういうところに出てしまうんだなと。
上手くのればマイルまでは克服できると思います。
4着はサフィラ
馬体重は増減なし。やっとマイナスにならなかったのは良かった。
しかし、レースでは予想で書いた通り、どうしても外を走らないといけなくなる枠なので、距離ロスはかなり大きいですね。
最後はよく伸びてはいるけど、まあしょうがない感じ。
馬体もまだ緩いし、晩成血統でもあるので、ここからの成長でかなりの馬になると思います。
本命のキャットファイトは10着
一番いいスタートを切ってなんなくいいポジションを取ったように見えたけど、なんかズルズルと後退していきました。
最後の直線も全然伸びないし、なんか何もしないまま終わった感じ。
これはおかしいと思い、レース後の大野騎手のコメントを見たら、「レース前にイレこんでしまい体力を完全に消耗していた」とのこと。
ん？パドック見た時にはすごく落ち着いていたのに？と思ったけど、その後に返し馬終わってから、急にかなりイレこんでしまったらしい。
いや～こんなのわからんよ
レースは何もしていないといことなのでこれはノーカンでしょう。
馬券は、キャットファイトから相手に取り上げた４頭に流して、その４頭が１～4着独占
予想をしている時に、馬券になるのは５頭しかいないなと思ってたので、その見立てたは完璧だった。そしてパドック見てキャットファイトも良かったのに、まさかのその後に体力消耗とは。。。
運がなかったとしか言えない。
【オリオンステークス】
本命のエアサージュが逃げ粘りで2着。
けっこうプレッシャーもかけられていたけど、よく走っている。
想定していたのは平均ペースから、４コーナー手前から早くなる内回り非根幹距離ペースだったのに、エアサージュが逃げたことによりドスローになり、2000ｍのような瞬発力勝負になってしまった。
この時点で自分の予想は総崩れになった
勝ったブレイヴロッカーも最後の瞬発力がいい馬なので、この馬には持って来いのレースになった。
穴でサジェスとかポットビレットとか狙っていたけど、この２頭が台頭できるレースではなかったですね。
1番人気で競走中止したマイネルラウレアは骨折で、日曜日の夜に大手術が行われ、一命はとりとめた模様で良かった。
いい馬なので復活を期待したいですね。
【知立ステークス】
本命のメイショウエニシアが逃げ粘りで2着。
勝ったのは対抗にした1番人気のドロップオブライトで順当な決着。
メイショウエニシアは最初の600ｍを33.4で逃げた。勝つなら33秒後半くらいにしないと、ちょっともたないですかね。
まあ、よく粘りました。
まあ馬券は馬連のみで当たり、
枠連の方がついたけど、香港などもあったりとバタバタだったため、枠連オッズ見る余裕がなかったのが、少しもったいなかった。
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ここからは香港国際競走。
シャティン競馬場のコースは洋芝でやや重めで、札幌競馬場のような感じでしたね。
昨年くらいから少し重めの馬場になっているようです。
【香港ヴァーズ】
フランスのジュンコが外から差し切り勝ち。
ヨーロッパでレベルの高いレースをしており、今年はＧ１も勝って上り調子でした。
調教師は早いタイムのレースは苦手と言っていたので、やや時計のかかるこの馬場も良かった。
やはり、2000～2400ｍはヨーロッパの馬のレベルは高いですね。
2着はゼッフィーロ
本当に今年に入っての急成長ぶりは凄いですね。
前走のアルゼンチン共和国杯のレースがかなり良かったので、ここでも期待していましたが、後方からジュンコと同じような位置からよく伸びてきました。
最後はジュンコとの競り合いに負けたけど、十分いいレースをしています。
そして、究極の瞬発力勝負には弱い馬なので、この適度に時計のかかる馬場も良かったと思います。
ジェラルディーナも期待していたが4着。
最近は後方からのレースだったのに、3番手をキープ。
いい感じには見えたけど、ペースが遅すぎたので、馬が我慢している感じでしたね。
最後はジリジリ伸びているけど、この馬にはもう少しペースが流れた方が良かった。
これで引退かな？本当に気性が激しくて若い時はその気性がネックで満足に走れなかったけど、気性が安定してきてからはエリザベス女王杯優勝など活躍。能力はかなりあったので、いい仔を産んでほしいですね
一番人気のレーベンスティールは最下位。
距離は少し長いとは思ってたけど、ここまで負けるのは意外。
レース後の調教師のコメントでは「前のレースから少し頓挫があったが、回復して問題ないと判断したけど、見立てが甘かった」と話していることからも状態が悪かったようですね。モレイラ騎手も「能力を全く出していない」とのことなので、今回はノーカンでいいでしょう。
馬券はゼッフィーロを本命で、ジュンコとジェラルディーナをその次に考えた馬連で5点買い散らし。
なんとか当たって良かった。
【香港スプリント】
人気のラッキースワイネスが完勝。
今年は連続2着だったが斤量が61㎏というもので、58㎏になった前走が優勝。そして今回はそれよりもさらに1㎏軽い57㎏だったので、ここは順当勝ちでしょう。
しかし2着に来たのが9番人気のラッキーウィズユーで、これは完全に格下馬だったので、ここで走るとはかなりビックリ。
1着馬から3着～5着までの馬連を持っていただけに、なんともいえない気持ち
ラッキー×ラッキー馬券で、こんなのラッキー馬券として遊びで買う以外買う要素なかっただろうよ。
【香港マイル】
人気のゴールデンシックスティが圧勝。
着差以上に能力が抜けてた。
休み明けは予定通りだったのでいいが、大外枠もものともせず、いいポジションを取って、最後の直線で伸びてくるまさに完勝。
8歳馬なのに凄いなと思うが、日本のマイル路線の馬が全く香港競馬と差が縮まっていない感じがとてもしましたね。
2着も香港の伏兵ですからね。
ナミュールが3着でどうにか格好つけた感じ。
マイルチャンピオンシップから日にちがないなかでよく状態を維持してきたと思いますし、12番枠でどうなるかと思ったけど、ビュイック騎手が上手くコース取りして力を発揮したと思います。
いよいよ完成の域に入ってきた感じ。
セリフォスは期待していたが７着。
ん～かなりいい感じで進んでいたけど、この馬は軽い馬場の方がいいので、この馬場が合わなかったですかね。
香港スプリント、マイルを見るとやはり香港馬の層の厚さは感じますね。
馬券は2着馬が抜けて外れ。
【香港カップ】
ゴール前かなりの大接戦になったが、なんとかロマンチックウォリアーがしのいで勝利。
2着がルクセンブルクで、ここは強い馬がそのままいいレースをした感じ。
それにしてもルクセンブルクは最後の直線で沈みかけたのに、また盛り返して僅差の2着まできたので、まともに走っていれば勝っていたでしょう。早く先頭に立ってソラ使ったような感じでしたので、かなりもったいない感じ。
3着はヒシイグアス
この馬に関してはこの馬場が向いた感じでしょう。
この３戦は凡走してたけど、瞬発力が要求される大阪杯と天皇賞･秋と、苦手な道悪馬場の札幌記念でしたので、条件がそろえばこのくらいは走れる馬ですね。
いくらなんでも人気落としすぎ。
プログノーシスとローシャムパークはいくらなんでも後ろ過ぎ。
プログノーシスは川田が安定の全くペースを読めない男なので馬がかわいそう。
ローシャムパークは痛恨の出遅れで、これはレーン騎手でもどうすることもできない。全くレースに参加できずに終わった感じ。馬場は向いていただけに、まともなら上位争いできる力はあるのでもったいなかったですね。
馬券は三連複が当たり。
ルクセンブルクも欧州の実力馬なのに4番人気は舐められすぎ。まともなら勝っていた。
ヒシイグアスもしかり。
この３頭の差はわずかなので、ルクセンブルクとヒシイグアスの馬連も取れていたと思っている。
いや～疲れた
日曜日はそこそこ当たったので良かった。
阪神ジュヴェナイルフィリーズも不運だっただけなので、惜しかったな。
さて、今週末は朝日杯フューチュリティステークス。
これから予想するが、おそらく能力が抜けているのが数頭になると思うので、今度こそ軸馬をしっかりと見極めたいところ。
いい状態で有馬記念に行きたいな