野暮用により早退してしまった、୨白鳥ひな生誕祭2026 ୧
帰宅しながらよっちろんさんがYoutubeに上げてくださっている動画を見させていただいた。いつも動画を撮影してくださりありがとうございます。
クライマックスで語られた白鳥さんのメッセージ。
普通、生誕の主役として語られるものでよくあるのはファンへの感謝やアイドル活動への希望などが多いのだが、意外にも白鳥さんが語られていたのは、アイドル活動をしたことによって起こったプライベートの生活での受難だった。
「15歳の一年間はいままで生きてきたなかで一番楽しかった一年だった」とアイドル活動を通じての満足感を語られた直後の、プライベートの受難の話。
ファンだってライブに通うために日常生活で闘っているように、アイドルだってステージで歌うために闘っている。
ただ、アイドルの闘いというのは普通は、AKB48の総選挙みたいなアイドルとしての闘いにクローズアップされがちだ。
もちろんRe:fiveだって群雄割拠している個性的な熊本のアイドルシーンで存在感を出すために日々闘っているだろう。そこでのつらいエピソードだってあるのだろうが、そこは「メンバーちゃんもこれからもつらいことがたくさんあるだろうけど、乗り越えていこう」と前向きに語るだけで終わった。
そして白鳥さんが話されていたのはプライベートでのアイドルを続けるための闘いだった。
それを聞きながら、後ろで座っている空豆かれんさんは崩れ落ちるように号泣されていた。
三人とも崩れるわけにはいかないと耐えるように東雲ういさんはじっと唇をかみしめて、そんな二人を見守っていた。
すごく印象的なシーンだった。
そしてそんなつらい思いをしながらも、おくびにもそんな姿を見せずにステージでアイドルとしてキラキラしていた白鳥ひなさんはすごいなとあらためて感じた。
そんなつらいことに一緒に泣き、立ち向かってくれる他のメンバーとの関係も素晴らしいなと感じた。
「偉大な先輩が抜けて」と白鳥さんが言われたように、昨年の大みそかに三人で再スタートしたRe:five。
たしかに偉大なリーダーが卒業したことで不安なところも多いとメンバーは口にするが、ぼくとしては新年会のときのブログでも話したようにMCの作りこみなんかを見てると、これはこれでいいんじゃないかと感じている。
少なくとも白鳥ひなさんには向いているグループになっていると感じている。
個人的に考えていることで、アイドルボックスティッシュ理論というものがある。
クリネックスやエリエール、ネピア、スコッティのような大手メーカーのボックスティッシュは赤、青、黄色、ピンク、緑と派手なものが多い。なぜならば、コンビニやスーパーの売り場に並べたときに派手なほうが目立つからである。
ただし、職場ならともかく、普通の人にとって自宅、自室の空間は癒しの場所なのでそのような派手な色は調和しない。しかも同じ色で部屋に合わせて揃えられるならまだしも、その5色がひとつのパッケージとして梱包してまとめて売ってあるから、一箱使ってしまってはまたド派手な色が変わってしまったりして、まあとにかく部屋にはあわないのだ。
特に畳敷きの和室とは絶望的に部屋の雰囲気に合わず、床の間や応接間の和室では、わざわざその派手なボックスティッシュを隠すための箱を買っている家庭も多い。
つまり、派手なボックスティッシュは使用する購入者には不便を強いるのに、売り場では目立たないと売れないからとの理由で作られている。
そしてこれはまるで売れるためにコネを作ることに全力になっているアイドルのようだとぼくは思うのだ。
ボックスティッシュは実際に購入してくれる人の部屋の調和よりも、スーパーやコンビニの棚で目立つために派手な色で売られている。
それは、テレビのプロデューサーや大きなイベンターに気にいられるために、ファンの声を無視してでも活動のベクトルを向けているアイドルのようだと感じるのだ。
ただ、それが正しいとされていた時代はたしかにあったとぼくは思う。
特に古のメジャーアイドルなど、売れるまでに違う名前で雑誌やミニコミに出ていたりするのがざらで、いわゆる古参などはライブで昔の芸名でわざと呼んで驚く反応を見て楽しむようなどうしようもない輩が多かったので、そんな古参を相手にするよりもテレビで見てかわいいと興味を持ってもらえるような新規のファンを増やすのが常識だったのである。
ただし、車は左通行という常識が韓国に行けば車が右通行という風に、常識というのは国でも変わってしまうわけで、時代によっても、人によっても変わるものだ。
現在でもコンビニやスーパーで見かけるボックスティッシュは派手なのが常識だが、最近ではネット通販を中心に白一色などシンプルなものが発売され、そこそこ売れる時代になった。売り場で目立つことが優先されている商品よりも、購入者が自室で使うことを目的に開発された商品が認められてきているのだ。
そして個人的にはRe:fiveは大手メーカーのティッシュというよりも、そういうシンプルなティッシュにベクトルが近いアイドルだと思っている。
売り場で目立つことよりも買ってくれる人が心地よく使ってくれるティッシュ。
そのためにメンバーひとりひとりがファンの声にダイレクトに耳を傾け、そこから生まれたメンバーの意見がフレキシブルにステージに反映されるグループだからだ。
そのRe:fiveのスタイルの象徴的にぼくが感じたのが、2025年11月2日のXの白鳥さんのポストだった。
これは豆に教わったいやな人を見る目です👀
— 白鳥ひな@Re:five (@hina_re5) November 2, 2025
おやすみーᴖ ̫ᴖ pic.twitter.com/ha6BVKDO0Z
先輩で年上でもある空豆かれんさんを「豆」とぞんざいに扱い、しかもやったのが「いやな人を見る目」というこのポスト。
常識に凝り固まった大人では思いつかない、むしろ止めるようなこのポストは、白鳥さんのファンを中心に瞬く間に歓迎された。
そしてだからこそRe:fiveは白鳥ひなさんには向いているグループなのだとぼくは思うのだ。
本当はRe:fiveを作り上げている一員なのかもしれないが、このときはリーダーもいたので、そうぼくは感じた。
グループの入口にもなっている恵まれたルックスの白鳥さんがこのようなポストをしたことが驚きだったが、だからこそRe:fiveの未来は明るいとぼくはこれを見てうれしくなった。
白鳥さんがRe:fiveの正式メンバーに昇格した頃に発売されたCUTIE STREETというアイドルの曲に「かわいいだけじゃだめですか?」という曲がある。別にだめではないかもしれないし、アイドルファンは基本「かわいいは正義」と思っているのでそれは正しいかもしれない。
ただ、残酷なことを言うとかわいいだけでは飽きられる。
「わかりやすさ」と「飽きやすさ」は比例関係にあり、人間は一瞬で理解できるものは一瞬で興味を失うからだ。
「わたしはかわいいでしょ」とアイドルが言い、たしかにかわいい魅力があるというのは入口としては有効だろう。ただそこで作り手側が「かわいさを楽しんでください」だけではファンに解釈の余地がない。
たとえば飲食店では、スターバックスのカスタマイズや二郎の「ニンニク入れますか」みたいなわかりにくい仕組みが仕掛けられている。
簡単なやり方で「うちの店はこう楽しめばいいんですよ」と店側が提示するとたしかに初見の人は入りやすい。ただ、「次はあれを頼んでみたい」とか「夜はこんなメニューもあるんだ」とか「店員さんと顔なじみになってきた」とか、顧客が自ら少しずつ解釈していくプロセスを消失してしまうため常連にはなりにくいのだ。それは醍醐味の消失で、わかりやすいコンセプトは、入店しやすくする一方で、自らの消費され方を規定してしまい、消費期限を早めてしまうのだ。
だからこそ、ファンの予想もしないポストでファンを喜ばせることのできる白鳥さんがRe:fiveには必要で、たまにそんな姿を見せてくれることでRe:fiveの未来は明るいとぼくは感じている。
これからも青春真っ只中の白鳥さんが、大人には思いつかないような楽しさを生んでくれることを楽しみにしている。









