君が好き

君が好き

アイドルの話でもしようず。

久しぶりに昨日は定期のもくむつライブに顔を出した。
数年前に、もくむつの女王・園田有由美さんからマスターを引き継いだひぜんりささん。
正直に言うとぼくは、園田さんのいないもくむつライブに行ったのも多分、初めてだったと思う。
ひぜんりささんが作り上げている「もくむつライブ」はどんな感じなのだろうと楽しみだった。

到着したのは18時半を少し回ったぐらいで、656広場ではゲストのCutiVのステージが盛り上がっていた。
親しみやすいコールレスポンスが楽しい楽曲で盛り上がるフロア。伝統ある事務所のグループが作り出したアイドルの安定感はさすがで、656広場はひとつになって盛り上がっていた。
ぼくはこのグループを初めて見たのはベイサイドだったけど、そのあとは656広場でばかり見ている気がする。
なんでも今週の日曜日(5月31日)はモラージュ佐賀でライブもやるらしく、ライブ後にひぜんりささんから「もう佐賀のアイドルみたいなもの」と言われていたが、がっちり佐賀のファンの心をもくむつでつかんでるなと感心した。

CutiVのあとに登場したのがNYDS。
こちらは、熊本が主現場のぼくはさすがに熊本で見ることが多いのだけど、もくむつにも毎月のように出演しているためにおなじみにもなっていて、「タテヨコミギナナメ」では飛び入りのようにサガンプロのりゅらちーさんとちゃださんがステージに上がったかと思えば、ひぜんりささんまで上がって踊っていた。
また誰得なのかわからないけれど、ツヤンツヤンと香月雅也、更には中島代表の三人でコラボしてる曲があった。
歌を聴かせたい、ダンスも見せたい、でも一番は、歌やダンスを通して、この時間を一緒に楽しみたい。
そのNYDSのスタイルが、出し惜しみすることなくゲストのステージにも参加するサガンプロとも相性がいいなと感じた。

そして最後はひぜんりささん。
最近はMCなしのノンストップのライブなどもやっていると聴くが、この日は適度にMCを挟んでのステージだったが、ラストの二曲は一曲はりゅらちーさんと、もう一曲はちゃださんとコラボだった。
18時15分というなかなか仕事をしているとハードルの高い時間での、りゅらちーさんとちゃださんのOAのステージにこの日間に合わなかったぼくは、それを残念に思っていたけれど、そのりゅらちーさんとちゃださんを、ひぜんさんとコラボすることで見せてくれて、最近ちゃださんに夢中なぼくは楽しかった。


ということで久しぶりのもくむつライブだったのだけど、ひぜんりささんの作り上げているもくむつライブと、それまで園田有由美さんが作っていたもくむつライブのぼくが感じた大きな違いは、アイドルのいる日常なのか、アイドルの非日常感なのかというところかなと感じた。
園田有由美さんは平凡な日常を忘れさせてくれるような非日常を見せてくれるスタイルだとぼくは思う。平凡な日常を忘れさせてくれるように、卓越した歌唱力でファンを興奮させ、非日常感で酔わせてくれる。園田さんももくむつではステージから下りて歌うことは多いが、それはその非日常の興奮をさらに高めるためにステージから下りているように見える。
それに対して、ひぜんりささんのもくむつライブは、「アイドルのいる日常」をこの場所から作り上げているように感じた。
会場周辺を歩いている一般の人も気さくに呼び込むひぜんさんのもくむつライブは、ひぜんさんがステージから下りて歌うときも、園田さんの頃のように熱狂的なファンの興奮を高めるよりも、この場にいるひとりひとりの日常にアイドルが入り込むことで、その人の日常を豊かになることを願っているようなスタイルなのである。

共演アイドルとのコラボも惜しみなくやるのもその一環で、たとえ自分たちではなくても、出演したアイドルの一組でもファンになってくれることで、アイドルのある日常を楽しむ人が増えてほしいという気持ちが見えるのだ。

もちろん、このスタイルの違いは、お二人の性格というよりも、時代の流れというものも大きいとは思う。
かつてはNHK連続テレビ小説の「あまちゃん」で起こったご当地アイドルブームで、そのご当地アイドルの佐賀県代表にも選ばれたことのある園田さんは、名実ともに佐賀のアイドルシーンの先頭に立っていて、集まった熱心なファンは、毎回毎回、高まるステージを待っていた。アーティストとしてチャレンジする園田さんにファンはついてきていたのだ。
それに対して、もちろん、素晴らしい楽曲も多く、アーティストとしてチャレンジするひぜんさんについていっているファンの人もたくさんいるだろうが、ひぜんりささんはそれに加えて、ファンじゃない人にも積極的に距離を縮め、アイドルに興味がない人にも、アイドルを見ることが楽しいことを伝えようとしている。

その気持ちがひぜんりささんからは感じられるのだ。
そしてその気持ちは共演のアイドルグループにも伝わっているのだろう。
だからこそ、CutiVやNYDSみたいにグループとしてももくむつに出演したい、常連になりたいというグループが増えているのかもと感じた。

アイドルが日常にちょっと混じるだけで、生活が楽しくなる。

そのメッセージを毎週、ひぜんりささんはもくむつで伝えているんだろうとぼくは感じている。

 


 

2025年の6月29日に炭坑ガールズから独立する形でお披露目された「煌~KIRA~」。

当初は炭坑ガールズの空気を残しつつ活動しているユニットのような感じもしていたが、その三か月後には独り立ちする目途が立ったのだろう、十年以上の実績のある事務所から独立して新運営で活動するという賭けに出た。

それから半年以上の時間が流れた。

ぼくはこの半年間でいろいろ印象が変わったように思う。

まず、最初の数か月は「炭坑ガールズの良さを残しつつも、固定メンバーだからこそ、それぞれのメンバーが輝けるように試行錯誤している」印象だった。

正直に言うと、「煌~KIRA~」のプロジェクトが発表されたとき、ぼくが一番不安だったのはここだった。

いまも「煌~KIRA~」で活躍されているけれど、炭坑ガールズはリーダーでセンターで入口でもあるYUIさんが最も注目を集めるグループとして完成していた。歌を唄えばセンターポジションで輝き、ダンスは炭坑ガールズの見せ場であるアクロバットまでこなす、MCだって個人的には2022年の12月の天海でのクリスマスライブで、インフルエンザが流行ったかなんかで当時あった炭坑ガールズ、クィーンとキングがごちゃまぜで出演してたときのYUIさんのMCに「すげえ、スキルが高い人がいるんだなあ」と目を丸くした記憶もあった。

そのYUIさんが、話題作りでどこまで本気かネタだったのかはあれなのだが、Xで「煌~KIRA~」の結成直前にメンバーになるためのミッションにチャレンジしていた。

炭坑ガールズのリーダーであり中心的メンバーだったYUIさんが、「煌~KIRA~」のメンバーになるためのミッションにチャレンジする。

これがまずよくわからなかった。

いや、企画としてやりたいことはなんとなくわかるけど、ならばなぜYUIさんだけがこのチャレンジをしているのかがよくわからなかったのだ。

たとえば、新たに「煌~KIRA~」に加入するメンバー全員がチャレンジするならわかる。

それがYUIさんだけとは……。

このミッションにYUIさんだけが参加してることでもわかるように、結局は炭坑ガールズのときと同じようにYUIさんばかりが輝くグループになるのだろうか。

ぼくはそんな危惧を抱いていた。もちろんYUIさんは素晴らしいアイドルさんだと思うのだが、その素晴らしさに他のメンバーが負けるのならなんかグループとしては悲しいなとかいらんことを心配してしまっていたのだ。

だが、お披露目された「煌~KIRA~」は、それぞれのメンバーが輝けるようにフォーメーションが組まれていた。

炭坑ガールズの頃は、リーダーと副リーダーが主に歌い、スコップは持つけどマイクは持っていないいわゆる歌わないメンバーもいたけれど、「煌~KIRA~」は全員のメンバーがマイクを持ち、また曲によっては、この曲はしょうこのAメロから、この曲はことちゃんから、みたいにメンバーの見せ場も分散されていた。

おそらく炭坑ガールズよりもメンバーが固定できるので、そのようなそれぞれが輝く歌割りが作りやすかったのだろう。

そのまさにそれぞれのメンバーが輝けるようにチャレンジしている試行錯誤は素晴らしいなとぼくは思った。

そしてその素晴らしさの一因として、YUIさんという絶対的存在だったリーダーが、大切な椅子を他のメンバーにも譲ってくれて見守ってくれているのも大きいのだろうと感じた。

炭坑ガールズの頃には歌っているどころか、笑顔も硬い表情だったメンバーが、「煌~KIRA~」になったとたん、人を虜にするような笑顔を振りまいて、新しいファンを増やしているのも見かけるようになった。

そこからは新曲が出るたびに、まるでAKBのセンターを予想するように、この曲では一番輝くのは誰だろうと予想したり、また誰が目立つポジションをやっても高いクオリティを見せてくれるグループに成長してきたと思う。

ある意味、今年は熊本4グループとして活動するみたいだが、去年、熊本はいまが一番おもしろいと言い張っていた熊本三グループに、POTIONと同じように参加しなかったことが、逆に三グループにはない場所での経験が育ち、どんぐりの背比べみたいに同じ刺激で少しずつ成長している三グループを見続けている大多数の熊本のアイドルファンにとっての、ある意味での新鮮さも与えていることも多いのかもしれない。

ぼく個人としては、本当に個人的だけど、去年の9月の天草でのういたんさいでの感動的なステージにすっかり心を奪われてしまったけれど、ちょうどそれ以降に完全に運営も独立したことと、曲が増えたこともあって、いま「煌~KIRA~」は新たなファンがどんどん増えているように感じている。

 

昨日はそんな「煌~KIRA~」が炭坑ガールズ時代から何度か出演経験のある「IDOL MUSIC CHAMPON」に行ってきた。

メジャーアイドルをカバーするキッズアイドル、持って生まれた原石感を見せびらかす美少女たちの中で、鍛えられたアイドルとしてオリジナル曲を披露した「煌~KIRA~」。

もちろん「煌~KIRA~」目当てで行ってたわけだからそう感じたのも当然だけど、すごくよく感じた。

曲は「煌」→「GO!GO!」→「カラフル」→「Over the moon」の四曲。

この日は、まおさんとかほさんが休演だったため、YUIさん、しょうこさん、ももかさん、ことねさんの四人だったが、それぞれのメンバーが安定の歌唱力に、真っ赤なチャイナ風ドレスから煌びやかなダンスを見せてくれた。

また、改めて「Over the moon」に代表されるように、「煌~KIRA~」の楽曲は、聴いている人の幸せを願う歌詞が多いなという印象をいつもと違うイベントだったからこそ、強く感じた。

元気づけるよりももっと、聴いてくれる人の幸せをアイドルが願ってる世界観。これが「煌~KIRA~」の楽曲の個性とぼくは思う。

 

君が傷ついて迷わぬように

強く輝き続けるから

 

たしか「煌」ってこんな歌詞だったと思うけど、とにかく君が幸せでいてくれるように願うために歌っているのが「煌~KIRA~」の歌詞の世界なのだ。

そしてそれは本当に、アイドルとして正しいなとぼくは感じるのだ。

週末、こうやってアイドルを楽しむために、ファンの多くは平日を戦っている。

そしてその平日を戦える原動力には、こうやって週末に楽しませてくれるアイドルがいるからだ。

そのアイドルが、週末にやってきてくれるファンの幸せを願ってくれるなんて、なんて最高の関係性なんだろうと思うんのだ。

「煌~KIRA~」のステージには、アイドルとしての安定した歌唱力に、それぞれのメンバーが良さを見せるダンスに加え、そんな週末に癒してくれるメンバーが、平日のファンの幸せまでも願ってくれるような温かさがあるとぼくは思う。

そしてその大切な部分はぶれていない楽曲が少しずつ増えているから、最高なのだと思う。

なんてたって最新曲は「Over the moon」なのだ。

このファンの幸せを願うスタイルを守り続ける限り、「煌~KIRA~」のファンはまだまだ増えるだろう。

 

しょーきさんが動画も撮ってくださってます

 

 

前日の5月5日に、実は「博多どんたくアイドル祭」の余韻が忘れられず、ギリギリなら回せそうなので熊本の天明ホールで開催された「SunnyDaySongs vol.GOLDEN!!! DAY1」に行ってきた。だが、天明ホールを午後四時に出て普段は1時間半ぐらいで到着する福岡市大名のアクアリウムの「みくり伝説」を目指したら、高速が玉名の先、広川付近、鳥栖、筑紫野と渋滞したおかげで午後七時の開演ぎりぎりの到着になった。

そもそも、#りふぁいぶとどんたくで、メンバーがいつも以上に気合が入っているのに触発されて、いつも以上にバカ騒ぎしたため疲労もたまっており、Re:fiveがやっているとはいえ、この日に熊本まで行くのは遠いなと感じたぼくは、5月6日は「#もくむつSP」に出かけた。

656広場についた早々、顔見知りのオタクさんから「Re:fiveがライブをやっているのにここに来るなんて、Re:fiveを出禁になったんですか?」と心配される。いまのところなってません。

それどころか、主催者代表の中島さんからも「どのグループがお目当てですか?」と訊かれる始末。

 

あのぼくはアイドルが好きなんですよ。

そりゃRe:fiveが一番好きですが、他にもたくさん素敵なアイドルさんがいますし。

そもそも、いつもRe:fiveの節目のイベントを盛り上げてくださるひぜんりささんや園田有由美さんは、面と向かっては言いませんが、ぼくにとっては、アイドルを越えたリスペクトすべきアーティストみたいな存在なんですよ。

 

と本音を暴露した後にブログに戻ると、この日の出演者はそのひぜんりささんや園田有由美さんのユニットである「みにみに」をはじめ、そのサガンプロのオープニングアクト枠でりゅらちーさんとちゃださん、それからゲストにぼくとしてはおなじみの熊本からNYDSとPOTION、長崎から名門MilkShake、それに福岡から実力派のI’LLとfmodeが出演して、更に二部に飛び入りでMonsterfactoryが出演するなかなかの豪華さだった。

この豪華なメンバーがドリンク代もなしに無料で見られるというだけでも相変わらずすごいイベントなのだけど、更に改めてすごさを感じたのはそのイベントを盛り上げようとするひぜんりささんのホスピタリティの高さだ。

今年のゴールデンウイークは2日から4日まで、天神地区のライブハウスやホールで「博多どんたくアイドル祭」を見てぼくは過ごした。それで、それはそれで洗練された形なのだろうが、この「博多どんたくアイドル祭」はいわゆる影アナ的な場内放送は一切なかった。入場してフロアが明るい間は開演前で、それからBGMが大きくなって暗くなったら開演、んで並行物販ならばメンバーがライブ中のMCで案内、終演後物販ならばそのままスタッフの人たちが机を運んで物販が始まる、そんなイベントだった。4日の午前中に天神のライブハウスで熊本アイドルSunnyhoneyの主催イベントがあったのだが、そこで久しぶりに開演前の運営による影アナを聞いて、懐かしく感じたほどだ。

それが5日の「みくり伝説」でもホスピタリティ全開で主催のみなみぶちょーによる影アナが聞けた。

それらを見てぼくなりに考えたのが、「博多どんたくアイドル祭」のようなたくさんのアイドルが出演するイベントは、それぞれ別々の推しを見に来ているオタクが多いので、オタクのベクトルがみんなバラバラだから、影アナを使ってまとめる必要がない。だから影アナが不要なんだろうなということだった。

逆に熊本の2グループだけの出演だったSunnyhoneyの主催イベントや小鳥遊朱寿さんひとりがゲストだったみくり伝説は、出演者の数が少ないからこそ、イベント全体の一体感を生むためにも影アナが必要なのかなと考えていた。

そう考えると一見総勢8組が出演する「#もくむつSP」は、影アナを使ってまとめる必要がないイベントのように見えるが、開演直前の時間になると、早速ひぜんりささんがトークで、開演を待っている人を退屈させないように会場を暖めていた。

影アナどころか出演者本人がイベントを盛り上げているのである。みんながライブを楽しめるように注意事項なども事前にしっかり説明していた。

そのひぜんりささんを見てぼくは、これがあるから、「もくむつライブ」が他のイベントよりも一体感が生まれ、さらに盛り上がるんだろうなと納得してしまった。

このホスピタリティがやっぱり素晴らしいなとぼくはつくづく感じた。

 

ライブはどのグループも素晴らしく、そのグループのあとにトリとしてイベントを締めていたみにみに(園田有由美&ひぜんりさ)はさすがの一言だった。

実はこのゴールデンウィークに開催される「#もくむつSP」や、各サガンプロの生誕祭など656広場の節目のライブには、ぼくはこれまでも行くことはあった。

ただ、それはいつもどこかお目当てのグループが出演するからだった。

去年のゴールデンウィークの「#もくむつSP」もぼくは行っているが、それはRe:fiveが出演するからだった。

直近ではRe:fiveが出演したため、ひぜんりさ生誕祭にも行っている。

それで毎回、推しグループの出演は楽しい、でもそれ以外も楽しいとホクホクしながら656広場を後にしていたのだが、今回に関してはRe:fiveは別のところでイベントをやっていて、いわゆる推しグループの出演はなかった「#もくむつSP」だった。

が、推しグループがいるときと変わらず、楽しめ、やっぱりホクホクしながら656広場を後にぼくは帰路についていた。

(もっともOAのごっとのーずあたりから佐賀の推しの子は出来てしまったがそれは別の話)。。。

それはひとえに、ひぜんりささんのホスピタリティの高さをはじめとしたサガンプロのおもてなしで盛り上がる「もくむつライブ」の魅力であり、当然、だからこそ推しのアイドルがいようがいまいが、アイドル好きには「もくむつライブ」も「#もくむつSP」も楽しいという事実だった。

そりゃあ推しのアイドルが出てくれた方がもっと楽しめたかもしれないが、出ていなくてもこんなに楽しめるんだと改めて驚いた一日だった。

 

#りふぁいぶとどんたくで燃え尽き、声も出なくなっていた5月5日は二回目になる「みくり伝説」に行ってきた。

ついに11月に卒業と、その時期まで決定した藤崎みくり。

前回のVol.1ではその藤崎みくりと仲良しで知られるひぜんりささんや吉川りおさんがゲスト出演されていた。

今回のゲストはCandyCrossの小鳥遊朱寿さんということで、こちらもみくりさんやひぜんりささん、吉川りおさんと同い年ということで、さぞみくりさんと仲のいいゲストを呼んだんだろうなと思っていたら、トップバッターで登場した小鳥遊さんが「去年の夏に初共演して今日でお会いするのは二回目です」と関係性が暴露された。

サブタイトルを見ると「いきなり対マン!?」。

会場が笑いに包まれ、「みくりちゃんが人見知りだそうですが、わたしも人見知りなんですよ」と小鳥遊さんが言われ、イベントの雲行きが怪しくなっていた。

結論から言うと後半には二人でトークライブから、コラボステージで二曲を歌い、この日だけでは惜しいといいたくなるほど、素敵な二人組になっていた。

前回のりりいおっさでも思ったが、このイベントでみくりさんと組んでできるアイドルユニットは本当にこの日だけではもったいない完成度なのである。

それを見れたのは本当に良かったが、またみくりさんの引退までに再結成を見てみたいとも思った。

 

ぼくは藤崎みくりのガチ恋のファンとして、熱く熱く藤崎みくりへの愛を伝えるためにライブに通っているが、それはともかく「みくり伝説」を二回見て感じたのは、藤崎みくりさん自身もそうだが、ゲストさんも歌唱力ある方が多く、それがライブバーの会場の空気とすごくマッチしているなと感じた。

そして小鳥遊さんも驚かれていたが、ライブバーだからステージとの距離も近い。

藤崎みくりさんの引退までにあと何回開催されるのかはわからないが、まさに失ってから伝説として語られるようなイベントが現在進行形で開催されている。

それが「みくり伝説」だなとぼくは感じた。

 

今年、ぼくのゴールデンウイークの中心は5月3日と4日に福岡市で開催される「博多どんたく港まつり」にあやかった、それなのに5月2日から6日までと期間も異様に長い「博多どんたくアイドル祭」でスタートした。

「博多どんたく港まつり」は発音すると「はかたどんたくみなとまつり」で、同じように読むならば「はかたどんたくあいどるまつり」のほうが語呂がいいと思うのだが、このイベントの正式名称は「はかたどんたくあいどるさい」と読み方から、このイベントの先行きを不安視するようなちぐはぐな印象があった。

そのちぐはぐな印象は、特に写真や動画を撮影したいアイドルファンにとっては、屋外会場とパレード以外は撮影禁止というニーズを無視されたイベント形態であり、そのくせフォトコンテストなんかやって盛り上げようとしている、まさにちぐはぐとしかいいようのないイベントだったと思う。

 

とはいえ、イベント運営はちぐはぐだとしてもRe:fiveにとっては、このイベントは去年初出場して以来、ひとつの大きな目標になっている。

今年も春のうちに予選会にも二回出場していた。

Re:fiveにとってはどうしても参加したいイベントだったのだ。

そのため、ちぐはぐなイベントだなと思いながらも、ぼくは2日から4日まで、Re:fiveが出演した「博多どんたくアイドル祭」のすべてのステージを見た。

イベント自体には言いたいことはあっても、ステージに立ったRe:fiveは、このイベントを目標にしていた気持ちが伝わる素晴らしいステージを見せていた。

表情からは緊張が感じられるものの、常に笑みを絶やさず、全力でストイックに踊り、歌う、感動的なステージが1日に二回も見られた。三人のメンバーが、フロアにいる人を飽きさせないために必死にパフォーマンスに力をささげていて、素直にぼくは感動した。

途中、4日の朝に場所は親不孝通りのNERVEだったが、熊本アイドルSunnyhoney主催のイベントもあったのだが、そのときは主催も熊本なら、フロアのファンの多くも熊本勢なので、熊本で見るようなのびのびとしたファンサも多いリラックスしたステージだった。

ただ、その同じ日でもその日の午後の「博多どんたくアイドル祭」のステージでは、緊張感あふれるピリピリしたステージを見せてくれていたと思う。

熊本主催や普段ののびのびとした、自然な笑顔やファンサが溢れるステージと、この「博多どんたくアイドル祭」で見せたような全力でストイックに踊り必死にパフォーマンスに力をささげるステージ。

そのどちらのステージが好きかは好みの問題になるけれど、少なくとも後者のパフォーマンスに力をささげるステージのほうが、Re:fiveの普段の活動からするとレアである。

このようなステージは、フロアのファンが半分以上がRe:fiveを初めて見るような人が多い遠征でしか見られないからだ。

だからこそ、緊張感を持って全力でステージに挑むRe:fiveの姿は、いつも熊本でRe:fiveを見ているぼくにとっては鳥肌もので素晴らしかった。

 

さてそうやって全力でステージに挑んだRe:fiveだが、ぼくはその中で、結局最後はここに来たかという場面があった。

それは自己紹介を兼ねた一回目のMCである。

自己紹介の順番は三人体制になってからは、空豆かれんさん→白鳥ひなさん→東雲ういさんで固定されている。

そして東雲ういさんの自己紹介のときは、熊本では東雲さんが自己紹介したあとはファンだけでなくメンバーも「うぃー」というのが定番だが、遠征先ではオタクがどんなに「うぃー」と言おうが、メンバーは「Yeah」にコールが変わる。

そこまではこの「博多どんたくアイドル祭」の予選会で見ていたので特に違和感がなかったが、衝撃を受けたのはここからだ。

たぶん、空豆かれんさん(動画かないんで確認できないんだよっ)が「みなさんもりあがってますかー!」と言い、フロアやメンバーが「Yeah」というと、「いいですねー」と空豆かれんさんが言ったのだ。

去年のRe:fiveを見られた方はお気づきだろうが、この「みなさんもりあがってますかー!」「いいですねー」は去年の年末に卒業するまでの数年間、柊わかばさんがルーティン化していたMCなのである。

柊わかばさんが卒業して、新たなスタイルをいろいろと三人で試行錯誤していたRe:five。

今回も、たとえば熊本では東雲さんが「ナイス!」と言っている「朝からカツカレー」のコールが「ありがとう」に変わっていたりと、臨機応援に変わっている場面もあった。

ただ、試行錯誤しながらも、いざというときには尊敬している先輩のやり方をもう一度やってみる姿が、ぼくはとてもうれしかったし、前に進みながらも、過去の良かったものをあえて採用する柔軟性も素敵だし、なにより力の入ったステージで先輩の力を借りるその気持ちがぼくはうれしかった。

 

九州中のアイドルが集まった「博多どんたくアイドル祭」。

気合の入ったステージを見せてくれたRe:fiveに、ぼくは感動した。

本当に素晴らしいものを見せていただいたと満足している。

特に今回はevoLやスカラエスパシオと、ライブハウスだけではなくホールでのライブもあった。

大きいステージで見るRe:fiveも素晴らしかった。

ただ、その姿を見せてくれれば次は欲も出てくるのも本音だ。

いますぐはさすがに無理なので、先の話になるだろうが、そのうちこのホールでRe:fiveのワンマンが見たいなあとぼくは思った。

また、Re:fiveに天神南に連れて行ってもらいたい。