今年もくまCanはくまCanでした | 君が好き

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アイドルの話でもしようず。

ここ三年、成人の日付近はくまCanを見ている。

三年前はGABAIで、去年はAiry☆SENSEを呼んでの地下ライブ、そして今年は花習舎でのワンマンライブだった。

というわけで1月8日は新たにくまCanの拠点となりそうな健軍の花習舎でのライブに行ってきました。

会場のアトリエ花習舎は椅子を並べた状態では二十人も入れば満員になるんじゃないかという小さな小劇場でしたが、普段は劇団の拠点ということもあって照明も音響もかなりハイレベル。かつてピンキースカイが佐賀の小演劇の拠点、ステージマロを使っていたのをぼくなんかは思い出してしまいましたが、そのようなアットホームな素敵な会場でした。

そして始まったライブ、新衣装に身を包んだくまCanのふたりは、最近板についてきたハロプロのカバー曲でスタート。

推し箱のひいき目もありますが、近い距離で見られるアイドルのダンスは迫力がやはりたまりません。生歌の声も心地よく気持ちに伝わります。

歌が特別うまいわけでも、ダンスが特別飛び抜けてうまいわけでもありませんが、大好きなアイドルのステージを見るのは心地いいものです。

アットホームな会場の雰囲気も相まって、ぼくはにこやかにステージを見つめていました。

 

曲が終わり、最初の自己紹介。石川りんさんの新しい自己紹介のあいうえお作文で、何とも言えなくなったとこからのMC。

大木りおさんが、

「わたしたちの新衣装、りんちゃんとわたしで違うところがあります。どこでしょう?」

とフロアに投げかけるや、ヲタクから、

「顔」

「爪の先」

「あ、髪型!」

と声が上がり、殺伐とした空気になりました。

ぼくはこのやりとりを眺めているだけで、やっぱりくまCanだとうれしくなってました。

あげくには大木さんが、

「さっき、赤い情熱でララララララディーバーってコールしてたけど、間違ってるよ。あそこ、ドリーマーだからね」

とだめだし。

文章ではうまく伝わらないのが悔しいですが、まさにくまCanらしいステージが展開されていました。

 

終始、笑いの絶えないライブでした。

ヲタさんの予想外のコールがステージのメンバーのツボに入ってしまい、笑って歌えなくなるようなハプニングがあるほど、笑いが絶えませんでした。

 

くまCanの最大の魅力、それは他のアイドルには見られない「くまCanしかないことが起こる」ということにあると思います。だから、ぼくは彼女たちの魅力から抜け出せないのです。

四年目に入り、メンバーも初期から見るとだいぶ変わってしまいました。もともとコミケに並んでいるような子たちがステージに立ったみたいな感じの色だったグループも、いまではちょっぴり個性的な女の子たちが自由にステージをやるという感じにグループの色も変わってきたように思います。

でも、根本のところの、他にはないおもしろいことをやってやろうというマインドは、初期からずっと根付いていて、いまだにぼくらの予想を斜め上に裏切ることをやってくれる彼女たちが最高なのです。

 

ライブタイトルにもあった書き初め企画で、石川りんさんは、もともと稲田さんにあこがれてくまCanに入ったとはいえ、12月に卒業した稲田ももかさんをネタに「稲田ももかを引きずらない」という破天荒な書き初めをして笑いを誘ってました。

もうひとつのクイズ企画はヲタクも参加するスタイルで、ヲタクのほうが回答する回数が多く、その回答をメンバーがダメだししたり、一緒に笑ったりと、その場で合コンでもしているかのような異様な盛り上がりを作っていました。

 

常識にとらわれず、ファンが楽しいことを新しい形で提供する。

くまCanのこのスタイルは今年も継続し、ぼくも今年どっぷり彼女たちにハマりたいなと思ってます。

 

動画↓

くまCan ライブ in 花習舎 2017年1月8日

 

くまCan 書き初め in 花習舎 2017年1月8日

 

くまCan クイズ対決 in 花習舎 2017年1月8日