天草の誇り、岡崎伶奈と中西里緒 | 君が好き

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アイドルの話でもしようず。

昨日はMONECCO5 2nd Anniversary Liveに行ってきました。
MONECCO5のイベントではおなじみのユミダンススタジオを皮切りに、hipS Ship、ピンキースカイ、愛◆Dream、ミルクセーキ、Airy☆SENSEとたっぷり30分ずつのゲストのアイドルも豪華。そしてとりに二周年のMONECCO5と、三時間半の長い時間、存分に楽しませていただきました。

さて、ライブが終了しての物販交流会。
約一か月半ぶりにMONECCO5を見て気持ちが高まり、まずはと一秒でも早くお目当ての長野小乃果さんと話したかったのでそこにぼくは向かいました。
海に行ったとブログに書かれていたのに、真珠のような白い肌の長野さんは相変わらずまぶしくて、でれでれしたぼくは満足感MAXで、ああこのかちゃん最高! MONECCO5楽しすぎ! なんて興奮してましたが、ふっと物販列を見渡して、ぼくは我に返りました。

やべ、出遅れてるじゃん。

もちろん、MONECCO5のライブ中は長野さんが近くに来れば吸い寄せられるように最前に向かってはにやにやしてたので、ステージ後、その興奮のまま長野さんと話せたのは満足でした。
だけど、物販卓から離れMONECCO5の物販を全体で見渡すと、岡崎伶奈さんと中西里緒さんの列の状況に、「まじかよ」と思ってしまいました。
9人いるMONECCO5の物販列、どの列もまんべんなく2、3人はいましたが、岡崎さんと中西さんの列だけ別次元に行列ができていたのです。

やっぱり考えることはみんな同じなんだ。

ぼくはその行列にひるみましたが、それでもすでに前に六人ほどが並んでいる中西里緒さんの列に並びました。

今日はこの二人とは絶対話したい。

おそらくぼくだけではなく、同じように思っている人たちが多かったのでしょう。
結局、二人の列は物販終了まで途切れることはありませんでした。

それもそのはずでしょう。
この日のMONECCO5 2nd Anniversary Liveの主役は、岡崎さんと中西さんの二人でした。
おふたりはMONECCO5のステージだけでなく、イベント開始から司会で出演し、イベントをもりあげていました。
そしてそこからのステージは、本当にこのお二人を中心にMONECCO5が輝いていたように僕には見えたのです。
岡崎さんと中西さんがいてこそのMONECCO5であり、この二人が司会でMONECCO5 2nd Anniversary Liveを盛り上げ、そしてそのままMONECCO5のステージを盛り上げてくれた印象が強かったです。

もちろんこの二人だけではなく、MONECCO5はきらびやかなメンバーがたくさんいます。
ステージを見るとやはりセンターの江上真帆さんのカリスマ性は迫力ありますし、今福夏美さん、田中ちづるさん、岡田七美さんのアイドル性も魅力的です。
ただ、いまのMONECCO5を支えているのはやはり岡崎さんと中西さんだなあと、感じずにはいられませんでした。
ライブでMONECCO5の楽曲が始まると、まず歌に入る前に、イントロで挨拶をしたり、ヲタクをあおったりする岡崎さんや中西さんの声から始まる曲が非常に多いです。

「わたしたちMONECCO5です」
「声出していきましょう」
「もっともっと盛り上がって」
「ぶっ倒れるまで楽しんでください」

MONECCO5の楽曲は、そうやってイントロで客席に岡崎さんか中西さんが声を掛けてから、楽曲がスタートします。それは昨日もそうでした。
そして、その姿はまさにMONECCO5の入口がこの二人であることを再確認させてくれます。
MONECCO5の楽曲をライブで見るとき、まず耳に飛び込んでくるのはこのふたりの声からなのですから。
そしてここで声を出してひきつけてから、MONECCO5の最大の持ち味である統率の取れたキビキビとしたストイックなダンスが踊られ、、各メンバーの全力のパフォーマンスに見せられるのがMONECCO5の魅力だと思います。

ただ、そんな中でも、岡崎さんと中西さんはどこか余裕を見せてくれ、全力パフォーマンス以上の付加価値までも見せてくれます。他のメンバーもレスをくれたり、手を振ったりと、全力のパフォーマンスのなかでのサービスを見せてはくれますが、その技術は、MONECCO5のなかでは岡崎さんと中西さんがツートップと思います。
ストイックに踊るだけではなくて、一緒に客席とステージを作っていくMONECCO5の良さがここに凝縮されています。
だから楽曲では、たしかにセンターの江上さんのオーラは半端ないところもありますが、そのオーラに負けない光を岡崎さんや中西さんが発していて、MCと絡めてステージを見ると岡崎さんや中西さんが印象に残るのがMONECCO5のステージであり、だからこそ、実質、MONECCO5の入口はこの二人なんだろうなとぼくは感じています。
この二人を入口にたくさんの人がMONECCO5の良さに気づき、そこから好みでいろいろな個性あふれるメンバーに関心が移るというのが、いまのMONECCO5のファンの広がりかたなのです。
まあ、実際ぼくもはじめは中西さんからMONECCO5に入ってますし。
そしてそのことを大なり小なりご本人も自覚されてて、岡崎さんと中西さんのそんな他のメンバーより目立つ場面ではいつも「もっとMONECCO5を知ってもらいたい」という気持ちが感じられて、ぼくは好感を持っています。

今日のステージを楽しいものにして、たくさんの人にMONECCO5を愛して欲しい。

その気持ちが見えるからこそ、逆に言えば人気メンバーでありながら、MONECCO5のファンに岡崎さんや中西さんのアンチヲタがいないのもあるのかなあとぼくは思っています。


曲が進み、ライブがMCに進めば、ステージはこの二人の独壇場です。
MONECCO5の魅力を言葉で直接的に伝えながら、アドリブを利かして客席とステージを作り上げてくれます。
二人のキャラというのもはっきりしてきて、場の空気をよく観察して思いかげないことを口にして人を惹きつける力を岡崎さんは持っているし、そこでどんなに岡崎さんが突拍子もないことを言っても冷静に処理できる中西さんとの掛け合いは、絶妙のコンビで楽しいです。
この二人がしゃべるだけで、これから楽しいことが始まるんだとぼくは期待を抱いてしまいます。
ダンスをストイックに追い込んでいるのに、ちゃんと楽しませてくれる。
アイドルのステージとしての付加価値的な楽しさをこの二人はいつも与えてくれているのです。

そしてMONECCO5 2nd Anniversary Live、圧巻はアンコールの「なんてんまんてん」「君を待ってる」をMIXした「なんてんまんてんを待ってる」でした。
この曲はアイドルにとって見せ場のひとつであり、ヲタクにとってはケチャ所であるオチサビのメンバーを入れ替えてきてました。
普段、岡崎さんと中西さんがオチサビを歌っている「君を待ってる」のパートを、今福夏美さんと江上さんが歌い、「なんてんまんてん」のオチサビを岡崎さんと中西さんが歌ってました。

一年前の天草アイドルフェスタ、MONECCO5の一周年を祝うイベントでシングル発売された「なんてんまんてん」はMONECCO5の代表曲だとぼくは思います。
MONECCO5のグループの色、今後目指している場所、メンバーたちのストイックな思いがすべて詰まっている曲で、ヲタクの好む沸きやすいアイドルソングのメロディーと、インパクトの強いタイトルもあって、やはりぼくのように「MONECCO5=なんてんまんてん」という人は多いと思います。
「なんてんまんてん」はどのライブでも大事に歌われている曲で、昨日のライブでは印象つけるために一曲目で歌われていました。

さて昨日発売されたMONECCO5のミニアルバムのタイトルは「0からココへ」というものです。
そのアルバムをいま聴きながらこのブログを書いていますが、デビュー曲の「恋~気まぐれな夏」と「first love@being」の二曲は、MONECCO5がアイドルとして手探りの中でスタートした楽曲だとぼくは感じています。
まず、天草という地域にアイドルがいるんだよということを示すためのアイデンティティの曲であるけれど、そこのアイデンティティを出すのに精一杯で、今後のグループの色や意志を出すまでにはまではまだ手が回らなかったとぼくは捉えてます。
まず0からスタートする曲だったのかなと。
その0から歩き出したMONECCO5が、自分たちの方向性を決めてきて、個性を発揮しだして、0から1になったのが「なんてんまんてん」だとぼくは思っています。
これぞMONECCO5というこの楽曲との出会いが、MONECCO5のグループの色を決定つけたとぼくは思うんです。

そんな大事な曲のオチサビを、グループをこれまでも支え、なくてはならないメンバーである岡崎さんと中西さんが二周年記念ライブのアンコールで歌う構図はたまらないものがありました。
ぼくはあくまでヲタクなんで、そこまで深いところはわかりませんが、それでも二周年ライブであえて岡崎さんと中西さんがここで歌っている意味や重みが強く伝わってきて、全身に鳥肌が立っていました。
美しすぎたし、この二人がいてくれてこそMONECCO5なんだと強く感じました。
そして本当に、この二人がMONECCO5にいてくれたことに感謝の気持ちもわいてきました。
これからもこの二人を中心に「気合い入れてくぜ」というMONECCO5の今後に期待が沸いてくるアンコールのラストでした。

 
また、そのラストが終わっても、それだけのステージを見せながらも、最後はまた司会者としてゲストのアイドルを紹介するスキルの高さもすばらしかったです。

岡崎伶奈さんと中西里緒さん、MONECCO5のファンはこの二人が出会ったことを素直に喜びたいし、もしまだ見たことない方がいらっしゃったら、ぜひともこの二人を見るだけでも天草に足を運んで見る価値があるとぼくは思ってます。
これからもこの二人がMONECCO5の入口としてファンを増やしてくれるはずですから。
そして二人を入口にMONECCO5に興味を持って、そこから周りのメンバーを見ると、ひたむきに踊りまくる子、個性的で楽しい子など大人数アイドル本来の魅力も味わえると思います。

MONECCO5のファンとしてぼくは、そうやって入口としてグループを支え、盛り上げているおふたりを誇りに思っています。
だから、すごく物販交流会は混んでいましたが、そのおふたりと昨日はぜひ話したかったので、並んでも中西さんや岡崎さんとお話しができて満足でした。