待ちかねてた『風に立つライオン』 | ハンドメイドと日常あれこれ たきブログ

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去年秋くらいに映画が公開されると知って

ずっと待っていたのですが

ようやく今週末公開です。


原作はさだまさし。

前にも書いたことあると思いますが

小学生からの浅いさだまさしファンです(笑)


この原作よりも前に

まず『風に立つライオン』は曲としてあります。

1987年発売のアルバムに入っており

後にシングルカットされてます。

アマチュア時代から知り合いだった

国境なき医師団に参加されてた実在の医師である

柴田紘一郎さんのエピソードに

インスパイアされ作られた曲です。

ファンならみんなが知ってて

誰もが好きな曲の1つです。


遠い国からの手紙形式で書かれた歌詞で

とても素敵な曲なので
ちょっと長いけどその歌詞をご紹介します。

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『風に立つライオン』  作詞・作曲  さだまさし

突然の手紙には驚いたけど嬉しかった
何より君が僕を怨んでいなかったということが
これから此処で過ごす僕の毎日の大切な
よりどころになります ありがとう ありがとう

ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更
千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて
故郷ではなく東京の桜が恋しいということが
自分でもおかしい位です おかしい位です

三年の間あちらこちらを廻り
その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました

ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
一斉に翔び立つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ

去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした
闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム
南十字星 満天の星 そして天の川

診療所に集まる人々は病気だけれど
少なくとも心は僕より健康なのですよ
僕はやはり来てよかったと思っています
辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです

あなたや日本を捨てた訳ではなく
僕は「現在」を生きることに思い上がりたくないのです

空を切り裂いて落下する滝のように
僕はよどみない生命を生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい

くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい
最后になりましたが あなたの幸福を
心から遠くから いつも祈っています

おめでとう さようなら

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これ、出来れば曲をぜひ聴いてもらいたいです。

検索するとすぐ出てくるので

お時間のある方はどうか聴いてみてください。

曲がつくと、さらに壮大な

アフリカのイメージか沸いてきます。


曲が発売された頃はバブルの入り口辺り?

少し日本が浮き足立ってきた頃なのかもしれませんね。


この曲が世に出てから

若い人で曲を聴いて医師を目指したり

国境なき医師団に興味を持った人も少なくないとか。



曲が映画になったのは

この曲に感銘を受けた大沢たかおさんが

映画にして欲しいからまずは原作を書いてください

と、さださんに直接お願いしたことからです。

その小説が原作になり、映画化になりました。

最初のお願いから七年経ってるそうですけどね。

さださんが遅くなったことを大沢さんに番組で謝ってました(笑)


映画の撮影中、さださんが陣中見舞いに初めてケニアに行ったそうで

現地はとても素晴らしかったと大絶賛。

また、本人は

あの景色を見てないのによく俺はあの曲がかけた

とネタとして自画自賛していました(笑)

ネタとしてよ。

番組でも一笑い起きていました。

とは言え、

やはりこの曲ができたのは

さださんの才能あってのものだと私は思ってます。



さて、そんな『風に立つライオン』。

ぜひ観たい!

とうとう山形でも

1人映画デビュー間近かもです。