年の瀬も迫ってきて、2019年も終わろうとしています。
レコードがまた再燃して若い世代が買っているそうですが、
僕はそれよりも聴きたいな、と思った時にspotifyやyoutubeですぐに綺麗な画質の映像や、素早いレスポンスの音楽にアクセスできる今の時代は、本当に素晴らしいなと思っていてその恩恵に預かっています。
spotifyやamazon musicのサブスクリプションに入っていますが、ユーザーインターフェースはspotifyに軍配が上がるものの、音質は断然Amazonの方が良いと思います。
Amazonはハイレゾ配信も始まってるし、この辺でかっちり差別化してきてますね。appleのcar playにしっかり対応(今は結構不安定...)してくれたら、Amazon musicメインになるかも。
さてさて、年々好みのジャンルが狭まってきているのは、年齢のせいも否めないところですが(苦笑)、今年もたくさんの良い音楽に出会うことができました。
年末なので、よく聴いたものをつらつらと書いていきたいと思います。
たぶん一番アルバム通して回ったのがコレ
Solange - When I Get Home
アルバム丸ごとの大長編MVがyoutubeに上がっています。こんなアーティスティックな人だったんだと、観てビックリ。前衛的な美術館に迷い込んだ様ななんとも飛ばされる気持ちになります。映像と一緒に聴くと一層、世界観に引き込まれます。
続いてこちら
Raphael Saadiq - So Ready
もうキャリアが30年くらいになると思うけど、この人、やっぱスゲーなと久々に思った曲です。ブラックミュージックのセオリーの基本である、ドラムとベースがカッコ良ければ、後はなんでもイイということを完全に表現している曲だなぁ~と。
シンプルでガッツのあるキックになんともタフなフィジカルなファンク感を感じるベースになんとも浮遊感でどこか近未来的な感覚を思わせるシンセ。何とも言えないnewシンパシーを感じる新境地な仕上がりのサウンドになってます。こういうのは一回聞いただけだと、わからないんだよね。何回も聴く内にクセになる感じ。DreのNothin' but A G Thangの時のような感覚でした。いやあでもカッコイイです。
続いてコレ
Arin Ray – Always ft. Babyface
90年代を彷彿させる少し懐かしめメロディーラインとタフなビーツで良く聞きました。まろやかで切なくどこかの世界に飛ばされるようなコードの使い方は、さすがのbabyface先生といったところでしょうか。
そしてコレ
Gang Starr - Family and Loyalty (feat. J.Cole)
まさかのGang Starrの新作が聴けるとは!驚きました。未発表のGURUの声をリリースしてくれただけでももう嬉し過ぎますね。feat. J.Coleっていうのも今時感もあってイイじゃないですか。
プリモのトラックは20年以上、全く変わらないっていうもまたイイですね。出してくれただけで本当に嬉しい。MVには、チラッと、Black SheepのDRESも映ってたり、しかしおじさんなっているなぁ、と、まあ聴いてるこっちもおじさんだしな、というところで。考えてみたら[Choice is the yours] なんてもうほぼ30年も前なんていうのが信じられない。。まあまあアルバム通して良かったです。
そして続いてコレ
特に新しいものはないけど、まあなんかイイねっていう感じ。日本人ライクな切なコード進行にキャッチーな女性ボーカルで、サラッとよく聴いていました。
Sade - Lovers Rock
20年前、アルバム出た時に聴いてはずなのに、こないだふとラジオでかかって、改めて衝撃的で、なんか最近またよく聴きました。改めてやっぱこの人の唯一無二な存在感ってスゲーなと。ジャンルは、R&BでもSOULでもなく、SADEですからね。新作作ってるらしいけど、次にライブやるなら海外でもいくつもりです。
berhana - Health Food
少ない音数でトラックもスッキリしているだけに味のある声質のボーカルが良く聞こえてイイ感じです。MV観てると、拙い関西弁の日本語で、会話しているところがあったり、80年代のアイドルの曲がサンプルされてたりと、日本好きを思わせるところもあったり面白いです。全体通してどこかもの切ないんだよなぁ。そこがいいかも
とまあこんな感じでルーズに書きつらねて振り返ってみました。
来年も良い音楽に出会えるとことを期待して良いお年を