『二十六人の男と一人の女 ゴーリキー傑作選』【小説】 | 時代劇 実験室

時代劇 実験室

「時代劇らしい時代劇」且つ「新しい時代劇」を模索・創作するための研究所

光文社版。社会の縮図のよう。

でもなぜ26人なのか?


時代劇を書くとき、時代劇だけを参考にしていたのでは、その劣化版しか書けないから、常に海外文学を読むようにしていると、エッセイに書いたのは池波正太郎氏。


もっともなことと思って、私の座右の銘にしている。聞けば、池波と縁の深い劇団…新国劇の沢田正二郎は、

「時代劇をやるなら現代劇ができなければダメ」と常々言っていたそう。これは、新国劇のお芝居をやっていた団員さんから聞いた話。


時代劇をやるなら時代劇ばかりではだめ。これは直感的に頷けるものがある。