前置詞ってなんでしょう

 

in, on, at, from, toなどなどのことなんですが、

あんまりつかめてない人もいますよね。

 

まずは前置詞っていう名前と、置き場所について覚えちゃいましょう

なぜ「前置詞」なのか

 

それは、名詞の前に置かれるからです。

つまり、前置詞の後ろには必ず名詞がくるということです。

 

名詞には

①固有名詞(人や物のなまえ)

②代名詞(itやme, themなど) 

③動名詞(doing)

④名詞節(that節や疑問詞節)

などが含まれます

 

① She used to live in the White House.

「彼女は昔ホワイトハウス住んでいた。」

② It's humid in Japan. Get used to it.

「日本は湿度が高いんだ。それ慣れろ。」

③ I'm looking forward to meeting you in Paris.

「パリであなたに会えるの楽しみにしています。」

④ They are talking about (how to tear down the building).

「彼らは(その建物の解体の方法)について話している。」

 

これだけ知っておくだけでも

英語の読み、書き、並べ替えがずいぶん楽になります!

分詞構文

なんだかよくわからなくて苦手な人もいますよね

 

分詞構文っていったいなんなのか

その答えは、

 

賢そうに見せるための「格好つけた文」です。

 

話し言葉ではつかわれません

なぜなら意味が伝わりにくいから

 

つまり、分詞構文はもともと意味がわかりにくい構文なのです

だから、わかるためにはコツがいります。

 

 

分詞構文の基本ルールは

①接続詞を省略

②主語(S'V'のS')が主節の主語(SVのS)と同じなら,S'も省略

③動詞は分詞の形にしてしまえ

です

 

<When I was walking in the park>, I saw Tom quarreling with his girlfriend.

<Walking in the park>, I saw Tom quarreling with his girlfriend.

「公園を歩いているとき、トムが彼女と口喧嘩しているのを見た。」

 

 

特に①接続詞を省略というのが話をややこしくします。なぜなら、

省略された接続詞は文脈を参考にして特定しなければいけないからです。

 

when, while, because, and, although, if...などほぼすべての接続詞が候補です。

とにかく文脈に合うように考えて訳さなければならないのが分詞構文なのです。

 

まあ逆に言うと、話が通ればどれでもいいので、ちょっと考えればわかってしまいます。

とりあえず今回は基本ルール①についてしっかり覚えておいてください。

みなさん分詞は好きですか?

 

あんまり好きじゃないという人もいるかもしれませんが、

分詞はわかればかんたん・べんりな道具になります。

 

まず分詞とは、

「動詞を変形して形容詞として用いるもの」のことです

つまり分詞=形容詞です。名詞の前後につけたり、SVCのCになったりします。

 

-ingで表す現在分詞と過去分詞(p.p.←past participle)の二種類がありますが、

「~する・している」なら-ing

「~される・された」ならp.p.

というのが基本です。

 

分詞は形容詞のはたらきをするので、名詞をうしろから説明するのがよくある使い方です。

 

The girl [running over there] is my sister.

「向こうで走っている女の子は私の妹です。」

 

The building [covered with snow] is my house.

「雪に覆われた建物が私の家です。」

 

上の文では「走っている」という意味でrunning(the girlを修飾)

下の文では「覆われた・覆われている」という意味でcovered(the buildingを修飾)

が使われています。名詞を修飾する形容詞句・節は[ ]でくくってしまいましょう。

 

この基本を押さえておけば、excitingとexcitedなどの

分詞形容詞もラクラク理解できるようになります

今回はみんな大好き、自動詞と他動詞について。

これは辞書で意味を調べるときに非常に大切な知識です

 

自動詞とは「分だけで意味をつくる動詞」のことです

もっと実用的にいうと、「直後に目的語をとらない動詞」ということになります。

 

たとえば

 

I walk <in the park> <everyday>.

「私は<毎日><公園を>散歩します。」

 

のwalkが自動詞です。うしろには<in the park>と副詞句が続いていて、目的語はありません。

ちなみに<前置詞+名詞>というセットはだいたいは副詞句なので < > でくくってしまいましょう。

 

 

一方、他動詞とは「の人やものとセットで意味をつくる動詞」のことです

実用的には「直後に目的語をとる動詞」ということになります

 

I <usually> buy clothes <at UNIQLOs>.

「わたしは<普段><ユニクロで>服を買います。」

 

のbuyが他動詞です。直後にclothesという目的語が続きます。

 

 

日本語で考えると混乱することがあるので、動詞の使い方で覚えていきましょう。

たとえば、上の例文でwalkは自動詞といいましたが、

 

I walk the dog <in the park> <everyday>.

「私は〈毎日〉〈公園で〉犬を散歩させます。」

 

のように、walkの直後にthe dogという目的語がくっつけば、walkは「~を散歩させる」という意味の他動詞になります。

つまり動詞によっては自動詞・他動詞どちらの使い方もできるということです。

 

例文などを読んで、目的語をうしろに直接とるのか(他動詞)

単独または前置詞とセットで使うのか(自動詞)を覚えていきましょう。

今回は文の成り立ちの基本について

 

英語の文にはS(主語)V(動詞)が必ずあります。

さらに、必要に応じてO(目的語)やC(補語)もありますが、

 

まずは必ずSとVを見つけましょう

 

S(主語)は日本語で言うと「私は~」「彼女が~」にあたるところ

V(動詞)は「~である」「~する」という述語にあたるところです。

 

これらさえ見つければ、とりあえず文意はつかみやすくなります。

 

それ以外にも冠詞や前置詞などが追加されて文ができあがりますが、

まずはSVを明確にすることからスタート

 

Girls <usually> like talking.

女子はたいていおしゃべりが好きだ。」

 

<When he lost his watch>, he called the lost and found.

「<時計をなくした時>、彼は遺失物取扱所に電話した。」

 

副詞や副詞句・節は< >でくくりだす

SVが見つかりやすくなります。

 

2番目の文ではheがS、calledがVです。

ではWhen節の中のheとlostはなんなのか

 

これらはメインのSVではないので、S'V'としておきましょう。

 

ちなみに命令文ではSであるyouは省略され

There is/are XX... 構文ではXXにあたる部分が主語です