690DUKEのインプレ(250km走って分かった事)

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さて、納車されたのはいいが、自宅は遥か彼方。

そしてまだ素性の分からないマシン。

高速に乗ってトラブったりしたら目も当てられないので、延々と下道を帰る事とする。時間にして7時間半w

 

ダッシュ力が驚異的なのは乗ってすぐに分かった。

排気量とトルクに任せての怒号な加速は、実にシンプルで判りやすい。

普通にシフトアップしていけばとんでもない速度になってしまうので、かなり自重しないといけない。調子に乗ってると一日に何度もスピード違反で検挙されるのは間違いない・・・

なので一定回転数で走ろうとする訳だが、これがこのマシンには苦痛で仕方ないらしい。

一旦3000を切ってしまうと、途端にご機嫌ななめになってしまい、この音が本当に心臓に悪いw

250と比べるのは酷だが、3000を切ったとしても、アクセル一捻りですぐ加速するのはやはり大排気量の強みだろう。250ではこんな加速は絶対に不可能だ。

690に乗っている先人たちの意見では、ドライブを1T落として対応するのがポピュラーらしい。

という事で、これに関しては早々にやっておきたい。

50~60という速度域だと、ちょうど3000を切るか切らないかの回転数で走っているので、とにかくチェンジが忙しい。これが解消できたらけっこう快適になるだろう。

一応は大型のマシンなためか、ZRで250より前後共に1サイズアップのタイヤを履いている。

車重もほぼ変わらずにタイヤだけ太くなっているので、走行にネガがあるか確かめながら走ってみたが、スモールシリーズよりさらに強力になっているフレームやサスのおかげか、ネガどころか更に安定した走りが可能。寝かし込みはスモールシリーズとほぼ同じ感じだが、脱出速度が全然違う。重量も変わらないので、今までの走りを変える必要は無い。

ただマジなブレンボになったフロントはアホみたいに効く。レースでは熱でスポンジーになって行くらしいが、公道では十分な制動力がある。タッチは大雑把なので、効き具合を確かめつつ握るのが良いと思う。

リアは自分のマシンだけかもしれないが、微妙。あまり強烈な効きとは思わないが、無謀な自転車を避けた時にはABSが作動してた。スピードコントロールをメインに使うのが良さそうだ。

そしてよく指摘されるのが大ぶりなハンドル。

感覚的には手前に絞ってあるどころか、前向きに絞ってあるようにすら感じる、そんなハンドル。

自分的には幅自体は問題ないが、もう少し手前に絞ってあればなぁ、と感じた。

ちなみに7時間以上走っていたら、このハンドルにも慣れたw

いずれはこのハンドルも交換を検討しようかと思う。

シートを含めた全体のポジションはまずまずといったところ。シートはさすがに長時間乗るとケツが死ぬが、形状がよく出来ているためか乗り心地は良い。

ステップはPPのRステップが装着されており、ハンドルがちょいとアレなのを除けばフィットするポジションになっている。

細かいところはおいおい詰めていくとして、時間があればまた走ってきたい。