はっきり言って、今年の試験は難しかったです。
 

もう少し詳しくいうと、定番の問題が少なかったです。
過去に出題されている分野であっても、すべての選択肢について、必ず少しひね
りを加えており、時間を浪費する意地悪な出題でした。
 

余裕をもって合格するつもりで、かなりの時間をかけ丁寧に学習したのですが、
結果は50点満点中36点と本当にギリギリでした。(令和5年度の合格最低点
と同じ)
 

「過去問中心の勉強では無理!」という意見が、ネット上に溢れていましたが、
私も同意見です。
 

過去問については、徹底的にしゃぶりつくしたと思います。
単に問題集の解説を読むだけではなく、ダウンロードした過去問のPDFファイ
ルに、解答の根拠となった法令の条文を貼り付け読み込む。法令に根拠が見つか
らない場合は、関係省庁のHP等を確認する、等々。
 

そこまでやっても、結果はギリギリでした。(FP2級を受けたてだったので、
税金の知識も残っていて有利だったのですが・・・)
 

今年、不合格だったら、5問免除の有料講習を受講するか、公式テキストを手に
入れて読み込むしかないのかなと感じました。(有料講習に誘導するために、問
題を難しくしたのではないかと、勘ぐってしまいます。)
 

賃貸不動産経営管理士でなくても、重要事項説明もできるし、業務管理者にもな
れるのだったら、賃貸不動産経営管理士の価値って何なんでしょうか。
 

将来は、独占業務を付与する予定があり、その布石で難易度を上げているのでし
ょうか。
 

主催者側も、賃貸不動産経営管理士の立ち位置について、将来どうしたいのか明
確に定まっていないのかもしれません。