第8回日美展(国立新美術館)
会期:令和7年8月7日(木)~16日(土)
今日初日だが、いつもと違い表彰式が先になる
ANAインターコンチネンタルホテルにて
表彰者 ≒500人が席につき順番に表彰される
今回、初めて一番前の席に座り順位を確認すると
絵画部門では7~8位、水彩画では、残念ながら2位だった
そんなことで終了後急いで国立新美術館へ向かう
美術館の中では一番好きな建物です
平日の初日なので人は少ないが、ちょっと回る間に倍以上に増えている
自分の絵を確かめ
水彩画1位の絵をみる
素晴らしい絵であり、ちょっとホッとする
トップを狙うには、やはりもう一つ抜け出さなければ難しいと実感する
今年、県展に出した絵や、再来週秩父美術館に出す絵なら勝負になるかと想うが
日美展は競り合うより趣味の絵を出したいので
順位には拘らない
それでも今回のような結果を見ると、欲も出てくる
来年が楽しみです
林道の轍 顔彩30号 最優秀賞 テレビ東京賞
川口の芝川沿いのよりみち道路の絵
小さくて見落としそうだがカラス3羽描いている
サイクリングでいつも通る道
雨上がりの轍では走り辛いが緑一色のトンネルとなり、素晴らしい風景となる
カラスや小鳥も多く、バードウオッチャーも多い道です
・・・・・・・・・・・・・・・
6月20日の投稿から絵もブログも休み・・・・仕事一色の毎日
絵を本格的に初めて4年が過ぎ、5年目を目標としていた画家にも一年早く認定され
順調にきているが、その代償は大きい
私は一つの事に夢中になると、全てを捨ててもやり遂げたい性格
趣味の世界なら仕事との両立も可能だが
絵の世界は実力だけ
年齢も関係なく横並びの中から抜け出すには
歳も歳なので只ひたすら描くしか道がない
そんな生活をしていると、見える風景が絵の具の調合を見ているような
錯覚もする
空を見ても今日の空はブルーをベースに紫を少し足し、後は白で調節かなーなど
特にこの一年は山も海も控えて作品に向かい続けていた
絵の構想は、過去の思い出の中から引き出したり
この10数年撮り続けた山や渓流に海など
感動した風景の中から選ぶ事が多く
又、描く前に、もう一度見に行くことが多い
しかし、今年は疲れた
ある意味で出し切ったような気がする事と
自然の美しさに感動する機会も無く描き続けた事で
色彩がくすんできたような気持になっている
まぁーそんな事だが、今はしっかりと稼ぎ
第二ステージに向けて頑張るしかなさそうだ
只、この暑さの中での仕事はキツイ
先日の台風前の日では、足場のシートの巻き上げなど
若い鳶職と一緒に作業したが、限界だった
75歳とは見えませんと笑われもして
次の日には半日寝ていた
CADも最新のバージョンに変え、図面も忙しく
人生最後の年となりそうな気がする