黒鯛製作の途中経過
ここまではアクリルガッシュで仕上げている
今までは、大きいサイズでも1週間以内を目標としていたので
この状態から陰影やハイライトを施して
艶出しニスを掛ければ終了
ニスが乾くと光沢も出て、白系の色は濡れた状況で鮮明に浮かびあがってくる
まぁー魚拓の延長ならこんな処で妥協もするが
しかし今回は、ここから、又始める
顔彩で、もっとリアルに細部にわたり描きこみ
釣って手にした時の黒鯛を再現してみたい
下の絵は腹の部分から尻鰭にかけて少し手を加えてみた
また、鱗の縁取りもグレーに変えてみたので
メリハリは無くなって見えるが
ここから又変えていく
そんな微妙な修整や色付けが続きます
絵とは不思議なもので
手を掛ければ掛ける程、それなりの効果は出てくる
しかし長引けば、最初の時の感動は薄れ
綺麗なだけの絵になってしまう時もある
その辺りの妥協点が難しく、ある時点で止めてしまえば
それなりの作品となってしまう
しかし気が付けば、それまでの努力は無駄にならず
いつの間にか技術も眼力も身に付いてくる
絵を描くという事は、そんなものです
昨日の自分はもういない
そんな繰り返しですね
明日は釣り予定なので、黒鯛の製作は暫くこのままです
仕上げの予定は後一月・・・かな????
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