観音崎は、私が釣り歩いた場所の中で
なにしろ複雑な激しい根と、潮の流れの速い
変化に富んだ難しい場所と思います
普通のボート釣りでは味わえない釣り
船釣り、磯釣り、投げ釣り、ルアー釣り
全ての釣りの要素が楽しめる、またそれなりに難しく
釣りがいのある場所です
9月23日、大潮、干潮10時30分
潮の流れが速い、下げ潮での釣りで始めます
潮の速さは沖へでる程速く、また、観音崎灯台前冲など
川のように流れています
こんな日は手前から始めます
観音崎は走水先端からホテル前冲に掛けて
高い根が続き、その根がブロックとなり
岸寄り手前では、流れも少し弱くなります
朝一の釣り
ホテル前正面
走水漁港前から、ホテル前南端まで
岸寄りは岩場、そして海溝があり、高根へと
潮通しの良い磯場の感じです
今年マルイカが釣れたのがこの場所です
マルイカを釣っている時、釣り船の動きを見て
根周りをなんとなく覚えていました
また、冲から見てホテル右側に4階建の建物があり
建物の側面の延長にガラ場
昔終戦後解体されたコンクリートのガラなどを沈めた
人工漁礁があり、夏の小鯵の付く場所となっています
その中間で釣り始めました
青物の回遊を期待した場所
水深23~25m、岩礁地帯
一投目で当り
イナダと分かる当りです
ハリスは5~4号、地元補強し、鈎は真鯛10号2本鈎仕掛け
イナダなら安心して上げられる仕掛け
傍にいるあきおさんに「釣れました!!!」と、報告です
エダ鈎についていたイナダを見せた時
まだ、先鈎に魚の反応が???
上げてみると30cmの真鯛(チャリコ)がついていました
イナダとの一荷です
次も青物に期待しつつ、再度投入
次は先程のイナダとは違い引きも重さも違う
前回バラした苦い思いもあり
慎重にやり取りします
ボートの左右を逃げ回り、道糸を出される事も度々
しかし今回の仕掛けは特別
2~3kぐらいなら切れる訳がない、と頑張ります
10分以上掛かりましたが、無事タモ入れ
その後は鯖がきて終了
9時30分、冲へ出ます
途中k-aoru君と釣りの情報を交換する
やはり気になっていたポイント
高根の沖にある根
アンカーを2度程入れ替えて、上手く入れました
やはり複雑な険しい地形です
ボートの振られる範囲で
高い根は水深33m前後、落ち込む場所は45m前後と
狙う棚も難しい
こんな場所での釣りの場合
私は3回に一度は底を確認します
2度程シャクった後、コマセを出しきってから底をとります
餌取りの小魚を警戒します
仕掛けは5号~4号のハリス4,5m
鈎はヒラマサ12号2本鈎仕掛け
私が2本鈎に拘るのは、今日の釣りで証明されたような気がします
深場に落ち込んだ時は、大鯵
エダ鈎に掛かっています
高根の上で真鯛が釣れた時は先鈎
前々回の逃がした魚の時も、半々に掛かっていました
今日の釣りを振り返って思う事は
観音崎の大潮で釣る場合
潮止まりの1時間前後が狙い目と短時間での勝負となります
潮が緩くなり、コマセが漂うような時
鯵やイナダはコマセに突っ込んでくる
その為エダ鈎に掛かる率が多く、ロングハリスの先鈎は
餌が残っている事が多いです
潮が動き始めると、ロングハリスが活きてきます
真鯛も動き始めます
観音崎で釣る場合、魚の動きを想像して
仕掛をまめに交換するか、2本鈎が良いと思います
また、潮が緩み始めた時は絶えず糸を張る為
小刻みにシャクリ、コマセの煙幕に餌の付いた鈎を
同調させるのが良いと思います
置き竿では半減します
以上、私の個人的な釣りの考えであり
もっと良い釣り方があるかもしれませんが
参考になればと思います
追加
お店のレセプション
ワラサも真鯛も美味しかった
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