そのふるさと納税のワンストップ特例、ちょっと待った | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

そのふるさと納税のワンストップ特例、ちょっと待った

そのふるさと納税のワンストップ特例、ちょっと待った。ワンストップ特例をやると、自治体の持ち出しがさらに増えます。ふるさと納税をやる方は、ワンストップ特例を使わないようにお願いします。(画像は特別区長会「不合理な税制改正等に対する特別区の主張」P10より) 

 

ちなみに、自己負担額2,000円を超えて寄附をした場合、あるいは結果的にそうなってしまった場合、確定申告をすれば所得税分の寄附金控除が受けられますが、ワンストップ特例制度の場合はそれに対応する仕組みがありません。

よって、2000円を超えるなら、確定申告をした場合よりも税負担が増えてしまいます。

なので、自己負担額2,000円を超えてふるさと納税をした場合や、ギリギリ枠を使おうとする場合にはそもそも、ワンストップ特例制度を利用せずに確定申告をすべきなんですよ。

 

*ワンストップ特例申請しちゃったよ、という方、確定申告をすると、ワンストップ申請はすべて無効となります。あらためての取消手続きは不要ですよ。