1月4日午前10時から庁内放送で市役所の年頭訓示を行いました | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

1月4日午前10時から庁内放送で市役所の年頭訓示を行いました

年頭の訓示は4日午前10時から市役所庁内放送で行いました。以下、速報版で内容をお知らせします(なお、若干文言修正があることをあらかじめご承知ください)。

「市役所にお越しの皆さま、職員の皆さん、新年明けましておめでとうございます。

市長の松本武洋でございます。

皆さまには、健やかに新年を迎えられたこととお慶びを申し上げます。

和光市役所の令和3年の仕事始めにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、東京オリンピック・パラリンピックが延期となり、市政においても市制施行50周年事業のほか様々な事業が中止・延期となるなど、和光市の50年の歴史において類を見ない市民生活に大きな影響を受けた年となりました。当市といたしましては、感染拡大の防止や困窮者対策を国、県とともに取り組んでまいりました。併せて独自の対策として、小中学校への赤外線サーモグラフィーの配備並びに子育て応援特別給付金の給付、企業支援、飲食店支援、医療機関支援などを実施してまいりました。さらに、この1月から高齢者等を対象としたPCR検査助成事業を理化学研究所が開発した機器により実施してまいります。

また、緊急事態宣言が発出されるとのことですが、県の取り組み、和光市の実情を踏まえて対応します。

新型コロナウイルス感染症対策以外の本年の取組ですが、まちづくりの面におきましては、平成29年から事業に着手している広沢複合施設の南エリア(新保健センター、児童発達支援センター、認定こども園)が本年4月にオープンし、北エリア(新児童センター、市民プール、温泉を含む民間施設)が年内にオープンする予定です。また、自動運転サービスを活用した和光版MaaSの取組や和光市駅北口の再開発事業も引き続き推進してまいります。

ご迷惑をおかけしております元職員の不祥事については、刑事裁判が一定の進展を見せておりますが、まだ結審に至っておりません。当市としては、併せて進められる民事裁判の状況と、これらを踏まえた第三者委員会の調査と提言をベースに再発防止と真相解明、さらには市民向けの説明を適宜行ってまいります。

新年は、昨年9月定例会で可決された第5次総合振興計画基本構想の目指す都市像「みんなをつなぐ ワクワクふるさと和光」実現に向けた良いスタートを切らなければなりません。もちろん、コロナ禍をはじめ目下の困難は決して簡単に乗り越えられるものではありませんが、感染拡大防止に細心の注意を払うとともに、職員各位の一層の奮励努力を期待し、私もまた、全力で取り組む所存です。

結びに、皆さまの日頃の市政へのご理解とご協力に心から感謝申し上げますとともに、今年一年のご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げ、年頭のあいさつとさせていただきます。

和光市長 松本 武洋」