NHK報道「羽根倉橋の右岸であと26センチで越水していた」に関して、対応する国交省の工事の状況 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

NHK報道「羽根倉橋の右岸であと26センチで越水していた」に関して、対応する国交省の工事の状況

昨年の台風19号において、本日のNHKニュースで「志木市の羽根倉橋の右岸であと26センチで越水していた」という説明がありました。
どういう状況を言っているのかというと、この周辺の本川の堤防のかさ上げは終わっているのですが、羽根倉橋(の道路)で右岸側に堤防より低い地点があり、その最低部分にあと26センチまで迫った、ということです。

現在、国土交通省ではこの部分の補強を始めており「令和3年度以降のどこかで完成する」(荒川上流事務所)という情報は来ているのですが、現時点ではもちろん未完成です(令和3年度に完成させたいがちょっと難しいだろう、というとらえ方でよろしいかと思います)。

補強の方法ですが、コンクリート製の板を固定して水の侵入を防ぐ「パラペット(胸壁)工法」により行います。

「決壊地点の近くでは、建物の2階も水没する6メートルの浸水が想定されています。

都内にも浸水が広がり、板橋区の「高島平駅」の周辺では3メートル、北区の「浮間舟渡駅」前でも4メートルと、建物の1階が水没するほどの浸水が想定されています。」とニュースでも伝えていますが、完成までは特にハザードマップに色がついている地域の方はタイムラインや想定避難先をしっかりと作り、必要な時には早めに逃げてください。

NHKはすぐにリンクが切れるので、ニュースのテキストで大切な部分を下記にさらに転載します。
「荒川が、仮に埼玉県志木市の「羽根倉橋」付近の右岸で堤防が決壊したらどうなるのか。
国土交通省のサイト「浸水ナビ」で見てみると、最悪の場合、あふれた水は北は埼玉県川越市から、南は東京・北区赤羽にかけてのおよそ50平方キロに広がるとされています。
決壊地点の近くでは、建物の2階も水没する6メートルの浸水が想定されています。
都内にも浸水が広がり、板橋区の「高島平駅」の周辺では3メートル、北区の「浮間舟渡駅」前でも4メートルと、建物の1階が水没するほどの浸水が想定されています。
また、決壊場所からおよそ15キロ離れた東京・北区の赤羽岩淵駅でもおよそ1メートルの浸水が想定されています。」