サンアゼリアで第18回清水かつら記念日本歌曲歌唱コンクール開催
和光市民文化センター・サンアゼリアにて、第18回清水かつら記念日本歌曲歌唱コンクールが開催されました。
サンアゼリアでは座席の一部をわこうっちとさつきちゃんの席にする(二枚目写真参照)ことで密を避けるなど、各種の対応を行っています。
本番では予選を突破した15人が大ホールで歌声を披露しました。優勝は埼玉県の村崎(立の方のさき)葵さんでした。
郡愛子審査委員長(三菱ディアマンテのCMのあの曲のメゾソプラノ歌手というと一定以上の年齢の方は全員わかると思います)の講評では、あらためて日本歌曲を美しく歌うためのコツが語られましたので、私も今度試してみたいと思います。
また、前回一位の村上初美さんと二位の志村美土里さんによるミニコンサートでは、久しぶりにホールに命が吹き込まれた、と井上県議がうなるほど素晴らしい演奏が披露され、私もしばし呆然とこの8か月間を振り返りながら鑑賞しました。
昨年末までは具体的には考えもしなかった、「密」がリスクになる世界、「生の歌」が危ない世界のなんと味気ないことよ。そして、生の歌声が身近に聞ける、ということの豊かさよ。
村上さんの「みどりのそよ風」、志村さんの「叱られて」を聴いて、日本歌曲を美しく歌う、そして、清水かつら先生を顕彰する、という本コンクールの意義を改めてかみしめたところです。
先の見えないコロナ禍の中で無事開催できた天佑と関係各位の努力に心から感謝申し上げます!