予防接種はスケジュール通りに!乳幼児健診未受診(3から6月分)の方は個別に受診を! | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

予防接種はスケジュール通りに!乳幼児健診未受診(3から6月分)の方は個別に受診を!

昨日の抗体検査のエントリーでもったいぶって「続く」と書きましたが、実はここのところの世間の気になる状況について、先生に所見をうかがってきました。

 

①乳幼児健診未受診(3から6月分)の方は個別に受診を!
ひとつは、これは、和光市では前回の補正予算で予算化もした乳幼児健康診査の個別受診への転換。まずは新型コロナのために中止(3月)してから6月分までの健康診査について、対象のご家庭にはご案内を差し上げているところですので、これはぜひとも受けてください。

ちなみに、小児科が怖い、という親御さんが多いようなのですが、実はこの巣ごもりで小児科にかかるお子さんは激減しています。いかに保育園や幼稚園、学校が病気の社交場になっていたかがわかる、ということも言えますが、一方で、私の知る限り、小児科はガラガラになっています。先生もお子さんの受診が明確に減っているの事実だろうとのことでした。

人と人とが接するということは、接触感染の虱や性病から空気感染のはしか(同じ部屋にいるだけで感染)まで、感染症リスクを劇的に高めます。当然、家族以外とお子さんたちがほぼ接点を持たないのですから、小児科がガラガラになる、というのはきわめて合理的なことですね。

もっとも、感染症対策が十分な医療機関で受けたい、というお考えは大変合理的なことであり、気になる方は各医療機関のホームページなどで体制を確認なさるとよろしいかと思います。医療機関によっては病気による受診とは時間を分けているところもあります。

 

②予防接種はスケジュール通りに!(風しんの抗体検査もぜひこの機会に)

もうひとつは、これまた新型コロナの影響であらゆる予防接種が滞っているということ。予防接種は公費で受けられる時期が決まっていることから、基本的にはワクチンスケジュールをしっかり確認して、一つひとつノルマのようにこなしていかないと、遺漏なく受け終えることが出来ません。
さらに、ワクチンスケジュールをこなしていないと、将来お子さんが留学したい時などに支障をきたすこともあります。
ワクチンの接種もまた、人によっては医療機関が気になるところですが、納得のいく医療機関を選ぶことが重要です。

たくさん書きましたがまとめです。
小児科は日程を選んだり、しっかりと予約すれば混雑していません。乳幼児の健康診査は、6月の対象の方まではとりあえず個別となりましたので、ご案内を参照され、必ず受けてください。
予防接種もスケジュール通り受けることをお願いいたします。

(そして、男性の風疹の抗体検査もこの機会にお願いいたします。)


どうしても悩んでしまう方は保健センターか、健康診査の個別受診の制度的なことは、子どもあんしん部ネウボラ課にご相談ください。

新型コロナも怖いですが、その他の予防接種の対象となっている病気も怖いです。しかも、予防接種という防ぐ手段がある病気です。
また、健康診査のスクリーニングも大切です。たとえば障がいの発見が早ければ対応の手段もいろいろあるものが、時期が遅れると対応の方法が限られてしまう、ということもありうるのです。