「無料クーポンで抗体検査をしてきました」「えっ?」「いや、コロナじゃなくて風しんです」 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

「無料クーポンで抗体検査をしてきました」「えっ?」「いや、コロナじゃなくて風しんです」

実は私、坂下の天野医院で抗体検査をしてきました。

「えっ?コロナの?」

違います。検査したのは風しんの抗体値です。

実は本年度、厚労省の「風しんの追加的対策」が実施されています。その広報のために、「広報わこう」で記事を作成すべく、写真撮影等を行ったものです。

さて、この追加的対策は、風しんの予防接種施策が実質的に空白となっている昭和37年度~昭和53年度生まれの男性向けの施策です。

風しんは予防接種が効果的なのですが、対策が不十分だった世代があるために、繰り返し流行が発生しています。風しんは、感染してもほとんどの人が軽症で治りますが、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに障害(先天性風しん症候群)が生じてしまうおそれがあります。

生まれてくる赤ちゃんを風しんから守るためには、この風しんの予防接種を受けたことがない世代の接種率を劇的に上げる必要があります。

 

この昭和37年度~昭和53年度生まれの男性の皆様には、市役所から、原則無料で風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券をお送りしています。

ぜひ、この機会にまずは抗体検査にお出かけください。

 

ちなみに、この新型コロナ禍により、「医療機関に行って大丈夫だろうか」という疑問をお持ちの方は少なくないと思います。正直なところ、各医療機関の対策をお調べいただき、納得のいく医療機関で検査と予防接種を行えば、リスクは高くないと考えます。

私が今回お世話になった天野医院の場合、待合室に陰圧のスペースが設置され、同時に入れる人の数を制限するなど、非常に丁寧な対応をしておられました。

 

なお、今年度クーポン券が届かない方でも、対象であれば公費(無料)で受けられます。昭和37年4月2日から昭和47年4月1日生まれの方で、抗体検査及び予防接種*の実施を希望する方は保健センターへご連絡ください。クーポン券を送付します(リンク先参照)。

二枚目画像には和光市周辺の取り扱い医療機関が示されています。詳細は厚労省サイトから調べられます。

 

続く)

*予防接種は抗体検査の結果、抗体が不十分だった場合に公費負担で実施されます。