公共の仕事が欲しい、という場合、単に営業に日参しても意味はありません | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

公共の仕事が欲しい、という場合、単に営業に日参しても意味はありません

たまになんですけど、私に「役所の仕事が欲しい」とおっしゃる社長さんがおられます。
 
公共の仕事は基本的に一般競争入札で行われますが、その際に団体ごとに資格審査などがあり、それを満たし、さらにはその入札ごとの、営業所の所在地要件など、基準を満たしていれば応募できることになります。
なので、私にいくら名刺を渡しても、あるいは事業部門の担当部局に日参しても、そもそも基準を満たしていないと入札には参加できないし、行政の仕事はプロセスを逸脱することはできないので、そのプロセスをまずは理解して取り組むのが早道です。
これが民間への営業との違い。
 
プロセスを調べるのが大変、よくわからない、という方向けのセミナーや本、ウェブサイトなどもありますので、ホームページを見てわからない方は、とにかくそういうものを探す努力をしていただければと思います。
もちろん、役所の契約担当に聞けば、どの役所でも自分のところのプロセスは教えてくれます。
ちなみに、国や県も基本的には同様で、公共の外郭団体もまた、役所に準じた仕組みを採用しています。