公示地価発表!和光市に注目が集まる | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

公示地価発表!和光市に注目が集まる

19日、恒例の公示地価が発表されました。これを踏まえ各紙が県内の情勢にかかる記事をリリースしています。新倉1-22-96が5.7%アップで住宅地上昇率3位(市全体も住宅地上昇率で3位)となるなど、和光市の不動産へのニーズが高いことが報道からもうかがえました。

公示地価は、不動産鑑定士による鑑定評価で決まります。不動産鑑定評価基準に書かれた取引事例比較法や収益還元法などの組み合わせで決まるわけですが、ようは売買の価格や賃貸の価格という諸取引の実勢価格が反映されて決まります。
つまり、実勢価格に期待値が織り込まれていれば、評価額にも期待値が織り込まれます。

和光市への注目や期待を含む公示地価は、けっしてまちの実力を純粋に反映したものではないと思います。むしろ期待に応えるまちづくりをして行かないと、評価は逆のスパイラルに陥る可能性があります。

今日の報道では、たとえば住宅地の平均価格5位(読売)、同平均変動率1位(産経)、同主要駅周辺地点平均価格6位(埼玉)というデータや、「住宅地では和光市の上昇も目立った」(日経)などの記事での言及など、大いなる追い風を感じています。しかしながら、着実な都市基盤整備をはじめとする市政の充実をすすめることによってのみ、この追い風を吹かせ続けられる、というのが事実でしょう。

和光市の利便性により自動的にこうなっている、という見方は甘くて、げんに過去には朝霞地区四市で比較しても和光市より価格が高い地域があった(商業地は新座市東北が丸山台より高い。ただし、年々丸山台が追い付いています)わけで、これからも職員とともに、一丸となって魅力あるまちづくりを進めたいと思います。

私は「和光市の潜在能力を最大限に生かす」と2期目のスタートのときに宣言しましたが、まさにこの意味で現在は正念場だと思います。

路線の図は埼玉新聞より一部引用。