広沢プロジェクトの優先事業者決定について
年末に市政運営上の重要なことがいくつか決まりました。そのうちの一つが広沢プロジェクトの優先事業者決定です。
これで、事業の進展により、日中のごく短時間以外は真っ暗、という典型的な公共ゾーンだった該当地区が市の南部の賑わいの大きな拠点となることになります。
また、児童センタープールが東日本大震災の余震で壊れ、社会情勢や財政を考えるともう、廃止しかないかもしれない、と覚悟したこともありました。しかし、民間活力を使い、近隣の学校のプールとの統合などの工夫もすることで、逆転の発想、むしろ地域活性化の拠点として復活できる、ということに安堵とともに大いなるワクワク感を私は感じています。
このプロジェクトは市の従来持つノウハウだけでは到底成し遂げられず、これまでも外部から人材を登用させていただいたり、民間の提案をいただいたり、と最大限の知恵の結集をしてきましたが、今後は優先事業者との協業により、もっももっとアイデアが出てくるのではないかと思います。
さて、今回、ユニ・アジアグループとスターツグループが事業提案を行い、ユニ・アジアグループが僅差で優先事業者となりました。北エリアの民間収益施設は温浴施設(おふろ)を予定しています。
選定委員会から多くの留保条件ともいうべき意見が付いたのも今回の特徴で、今後、市と事業者で内容を煮詰めていくことになります。
期間は事業契約締結日より2041年3月末まで。
開業時期は、
東エリア(広沢学童クラブ及び防災備蓄倉庫) 2019年10月から
南エリア(保健センター) 2021年3月から
北エリア(総合児童センター、市民プール及び民間収益施設) 2022年1月から
を予定しています。
つまり、3年後にあらたなプールをご利用いただける予定です。
詳細はリンク先をご参照ください。
http://www.city.wako.lg.jp/home/shisei/_13215/_12179/_16854/hirokoku/_18177.html