和光市議会12月定例会閉会。閉会あいさつで幼児教育保育の無償化に言及 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

和光市議会12月定例会閉会。閉会あいさつで幼児教育保育の無償化に言及

本日、和光市議会12月定例会が閉会しました。市長部局提出のすべての議案を可決していただきました。
さて、本日は閉会あいさつで今般の幼児教育保育の無償化問題について、一言言及させていただきました。

概要は下記の通りです。
「市長会は消費税の10%への増税について、反対をしてこなかった。それは財源が地方に自主財源として配分され、これにより地域福祉を向上させることができるとの見通しがあったためである。しかし、幼児教育保育の無償化が前倒しとなり、その財源として突如、消費税の増税による地方の増収分を充てての地方負担が浮上した。
これまで、国とはこの問題について議論してきたが、残念ながら地方の負担は減ったものの3000億円規模となり、全額国庫の期間が終わるとその負担がのしかかることになる。
これは財政自主権の侵害であり、まことに遺憾なことである。今後はこのようなことがないよう、市長会として決議を行い政府にも手渡したところである。
議員の皆様にもこの点のご理解ご協力を賜り、協力関係の中で地方自治を守っていければと思う。」