和光市出身の映画監督 古新舜氏が映画「あまのがわ」の公開決定等の報告に来られました | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

和光市出身の映画監督 古新舜氏が映画「あまのがわ」の公開決定等の報告に来られました

和光市出身の映画監督 古新舜氏が映画「あまのがわ」の公開決定と前作「ノー・ヴォイス」の新たなメディア展開の報告に来られました。
「あまのがわ」は「親との葛藤に悩み不登校となる女子高生が、全身が不自由な青年の操るロボットと旅に出る」という物語。舞台は鹿児島と屋久島です。
この映画で注目されているのはやはり、あの哀川翔のお嬢さんである福地桃子さんとロボット「オリヒメ」。
メーカーによると、「子育てや単身赴任、入院など距離や身体的問題によって行きたいところに行けない人のもう一つの身体、それが「OriHime」です。OriHimeにはカメラ・マイク・スピーカーが搭載されており、家や会社など行きたいところに置き、インターネットを通して操作できます。OriHimeを操作することで、周囲を見回したり、あたりの人と「あたかもその人がそこにいるように」会話できます。」
というものなのですが、正直、この映画のコンセプトが明確に見えてくるまで、このロボットの明確な存在理由がはっきり認識できませんでした。しかし、ロボットを通じて旅をし、共に成長していくプロセスはまさに、...オリヒメならでは。
SFのようでリアルであり、リアルであって、でもSF的でもある。
こんな超難しい素材を古新監督がどう料理したのか。
コンセプトがとてもわかりやすかった「ノー・ヴォイス」とは全く違った古新ワールドが楽しめそうです。

そして、殺処分ゼロ、が今や世間の共通の目標となった今、「ノー・ヴォイス」もまた、メディアミックスにより、新たな展開が。
今でも学校や地域のさまざまな拠点で上映されるこの作品。しかし、映像では伝えきれなかったメッセージや情報がたくさんあるといいます。
そこで監督が筆をとり、次なる展開がすでに動いているとのこと。「いのち」というテーマを追究し続ける古新監督だけに、来春が楽しみです。