自衛隊記念日 観閲式2018 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

自衛隊記念日 観閲式2018

朝霞駐屯地で行われた観閲式に出席しました。観閲式について、自衛隊のサイトには
「観閲式・観艦式・航空観閲式の目的は、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣(観閲官)の観閲を受けることにより、隊員の使命の自覚及び士気の高揚を図るとともに、防衛力の主力を展示し、自衛隊に対する国民の理解と信頼を深めるものです。」
と記載され、陸海空持ち回り、朝霞では3年に一度(今回はオリンピックパラリンピックの日程との関係で、特例として前回の2年後に開催)行われます。
安倍総理の訓示では、多発する災害への献身的な対応への感謝、国際情勢の緊迫化への対応の必要性などが語られましたが、国際情勢のことを語る冒頭に北朝鮮情勢を今回挙げられたのは意外でした。

さて、今回の観閲式では私から見て2つのトピックがありました。
ひとつは女性活躍です。行進で目立つ位置に女性自衛官が配置されていたほか、航空機の展示飛行では搭乗する幹部職員のうち女性が特出しで紹介され、とにかく女性自衛官に焦点が当たりました。
次に新たな機種の飛来等、装備重視の展示です。新型ステルス機F35Aが国内で初めて展示飛行されたほか、MV22オスプレイが祝賀飛行として飛来、さらには海自の国産の哨戒機P1、陸自の国産輸送機C2も飛来し、「国産」とアナウンスでも強調されていました。

いずれにせよ、すでに総合予行の際にも音の大きさへの苦情が自衛隊だけでなく市役所にもあり、市街地での観閲式についてはそういう面への配慮をより一層お願いしたい、というところと、観閲式の入場券が手に入らなかった市民でも楽しめる配慮をいただければと思いました(今年は観覧席が低く、座席が少なかったのではないかと感じましたが、これは未確認です。関係者に確認してみようかと思います)。その点、前回のブルーインパルスは非常に好評でした。

特に今回は、普段なら総合予行について、市役所配布分のチケットがあるのですが、それがゼロということで、(楽しみにしていた市民が多いことから)地元としては残念でした。

観閲式に限らず、自衛隊とは地域の声をお伝えしながら、建設的な、より良い関係を、と心がけておりますので、よろしくお願いいたします。


 C2輸送機