桜井南相馬市長、敗れましたか…。 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

桜井南相馬市長、敗れましたか…。

桜井南相馬市長、敗れましたか…。

桜井市長はもともと篤農家。乳牛を飼い、田を耕し、地域の自然をこよなく愛した方です。東日本大震災の際に世界的な注目を集めましたし、今回の選挙でも原発の是非に注目が集まりました。
しかし、桜井さんはあくまで地域から発想し、いかに南相馬を盛り上げ、復興するか、という視点から考える方でした。農家として苦労され、農の視点で福島を盛り上げたい、という思いで市長になった彼にとって、2期の市長としての仕事は苦悩に満ちたものであったものに違いありません。
そういう意味では、今回の選挙をめぐる外部のいろいろな声は彼にとって、いや、南相馬市民にとっておおいなる雑音だったことと思います。彼のやりたいことは南相馬の農業を取り戻し、地域を盛り上げること。

(私は縁あって福島県には時々行くのですが、福島は農産物の美味しい、まさに豊穣の地。特に福島産の果物と米の美味しさには感動させられます。)

 

思い出すのは震災の2か月後、食事支援で菅原文仁県議らと南相馬を訪問した私たちボランティアに彼は牛乳をご馳走してくださいました。「牛を飼い、田んぼを耕すのが俺の本来の姿なんだよ」と。

私は桜井勝延という人物の今後に大いに注目しています。

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