全国青年市長会総会・視察で熊本へ(後半) | 和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト
2017年08月21日

全国青年市長会総会・視察で熊本へ(後半)

テーマ:ブログ
17日のご報告(後半)です。青年市長会の総会後には「セカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)」で有名な映画監督行定勲さんの講演がありました。
セカチューの四国ロケの経緯や効果について、地方ロケにこだわった理由やロケ地を選ぶ条件等について、実務的なところにとどまらず、映画作りの本質にも触れながらためになる話をうかがうことができました。
 
そして、熊本を舞台とした映画「うつくしいひと」が生まれた経緯や、結果的に震災前の景色を残した貴重な映像として熊本市民に勇気を与えているという話からは一流の映像の力を思い知らされました。
さらに、熊本地震6か月後に撮影された「うつくしいひとサヴァ?」続編。この続編の撮影を決めるまでにはやはり、相当な葛藤があり、また、ロケ入りした際にも被災者との葛藤があったとのこと。当然ですね。そして、その際の「ドキュメンタリーとしてカメラを向けたら絶対に発言としては出てこない、しかし、本当に大切な言葉(そのまま映画で使われた)」をからめて、物語というある種のフィクションで震災の記録を残すことの意義をお聞かせいただきました。
 
熊本震災直後には、熊本では数百年ぶりの大震災、という誤った報道がありました。熊本市民もそう思っていたようですが、実際には、明治22年、熊本市が市制を施行した年に大地震があり、石垣なども崩落して、補修されているそうです。それがおよそ120年という、あっという間に風化してしまいました。
 
監督は「もし」と興味深いことを言われました。夏目漱石が熊本で五年間暮らしたことは知られていますが、それは明治の熊本震災の直後でした。ただ、漱石の名作に熊本震災にかかる記述はありません。もし、漱石の作品に熊本震災への詳細な記録があれば、震災の記憶がここまで風化することはなかったのではないか、との指摘には頷かされました。
だからこそ、「うつくしいひとサヴァ?」の撮影に臨んだのですね。
 
ちなみに和光市でよくロケがあることを踏まえて売り込んだところ、「東映が近いですからね」とご存知だったご様子。いずれ、作品に登場すると嬉しいのですが…。
 
なお、大西熊本市長からは「震災直後に多数の職員を派遣していただき本当に助かりました。感謝の意を和光市の皆様にお伝えください」とのメッセージをいただきました。

 

 
 
 

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