金子代議士は予め「子育てとの両立のために赤ちゃんを公用車で送迎します」と宣言する手もあった!?
一連の報道を見て、そもそも金子さんは「子育て中だから、議員宿舎から託児者のある会館までは赤ちゃんを公用車にのせて通わせていただきます」と公表して使えばよかったのではないかと感じました。もちろん、多少の批判はあれど、宣言することによって後進にも道ができるし、そもそも制度的、法的には問題のないことであるのだから、正々堂々とやればいいんです。
今からでも、あらためて「歩けるようになるまで、赤ちゃんを公用車に乗せます」と宣言されたらどうでしょうか。電チャリでも通えますが、あの周辺は急な坂が多くて結構危ないです。
まあ、私は家族を公用車に乗せたことは一度たりともないし、自転車が好きだから保育園の送迎は自転車でしたが、金子さんは子育て女性(政務官)議員の草分けとしてチャレンジする価値はあったと思います。こういうことは黙ってやると絶対にろくなことにならないんです。
ロータリークラブとか青年会議所で「その事業は公平か」「仲間の絆が深まるか」みたいなチェック項目がありますが、政治家は「それをやって有権者の理解が得られるか」「マスコミに叩かれて役所や議会の業務に支障を与えないか」「ずるいと批判されないか」あたりをセルフチェックしてもらうべきかもしれません。