わがまちの「あの日」~敗戦の日を迎えて | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

わがまちの「あの日」~敗戦の日を迎えて

71年前、焼け野原で私たちの先人は玉音放送を聴きました。
もう戦争は嫌だ、と先輩方は平和国家、経済国家を築いて来ました。ただ、その際、仮にこちらが嫌がっても武器を取り、恫喝し、戦いを挑んでくる勢力があろうことについては、多くの日本人は見なかったことにしてきました。


今、日本の平和国家としての看板はそれなりのブランド価値を持つようになりました。
軍の施設や軍需産業が立地し、空襲を受けた和光市もまた、軍の拠点から米軍駐留、その後は自衛隊の拠点として、災害派遣の中継地として役割を果たす他、軍需に手を出さないホンダが立地する産業都市としても発展して来ました。

和光市民として、先の対戦に興味を持ち、この日、あらためて71年前に思いを馳せることは実り多きことなのではないかと思います。
昨年、戦後70年の節目に、和光市文化団体連合会では、ある少年の視点から和光市のあの日々を描いた絵本「あの日の空色」を製作しました。
図書館でもご覧いただけます。
ぜひ、閲覧を機に、和光市目線の先の対戦にも関心を持っていただければと思います。

市民一人ひとりが日本の、わがまちの過去から学ぶようになれば、より良い未来が手にはいると私は確信しています。
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