今年も和光アスナル教室が始まりました | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

今年も和光アスナル教室が始まりました

今年も和光アスナル教室が始まりました。ご家庭の学習環境や生活環境に課題があるお子さんと保護者を支援し、子どもたちの夢をかなえる教室です。
今年は60人以上が登録し、指導員のもと、一年間がんばって勉強し、また、生活習慣などについても課題解決を図ります。


私は、世の中は不平等なもんだと思います。たまたま私の親は高校大学の学費を出してくれたし、たまたま貸与ですが、無利子の奨学金も借りることができました。私は運が良かったと思います。しかし、それができないご家庭もあり、それをやろうとしないご家庭もあります。
もちろん、学校に行くことだけが幸せへのコースではなく、一人ひとりに夢をかなえるためのいろいろなルートがあり、チャンスがあると思います。

ただ、一つ言えることは、そのスタート点に立つために必要なのが中等教育をしっかりと受けてベーシックなリベラルアーツを身に付ける、ということ。リベラルアーツするための基礎を身に付けること。さらには、世の中の募集要項の「高卒以上」という壁を突破すること。


私は思います。何らかの前提条件が思わしくない子どもたちが、それでも頑張りたいと決意したわけです。それをしっかりと支えるのが福祉と教育の使命です。
ですから、この事業は福祉部門が主導権をもってやっていますが、実際にいろいろな運営面でのノウハウや人材、人脈などを提供しているのは教育委員会です。
市役所が部門横断的に人を育てる、これは昨年お示しした教育大綱の理念でもあります。


「さあ、一年間、がんばろう!!身についた学力や努力出来た達成感は裏切らない。」という趣旨のエールを贈りました。