辞令交付式な一日 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

辞令交付式な一日

1日はいつも通り、辞令交付式な一日でした。
午後は教育委員会の辞令交付式。

私からは祝辞で下記のようなお話をしました。

「昨年4月から教育委員会制度が変わり、市役所と教育委員会の関係が密接になっています。
また、それにともない、和光市の教育大綱を策定しました。
この大綱については後日、ご参照いただくとして、今日はその中から二点、お話しします。

ひとつは教育と福祉の連携の視点を持っていただきたい、ということです。
日本社会はかつての総中流時代から大きく変化し、子どもたちの格差が深刻化しています。そこで和光市では教育と福祉の連携を推進しています。一例を挙げると、「アスナル教室」という生活に課題があるご家庭のお子さんを対象とした学習支援を行っています。この春には全員が第一志望校に合格しました。
保健福祉部の施策ではありますが、教育委員会の幅広い支援の下で行いました。

もう一つは社会教育の視点を持っていただきたい、ということです。
本日着任された先生がたは市外に勤務していた方、市外でお住まいの方が多いと思います。
しかし、今日からは和光市の先生です。
和光市の歴史や地域を知ってください。そして、子どもたちに、子どもたちのふるさとである和光市のことをまるで何十年も前から知っていたような顔をして、しっかりと教えてください。

この二点が私からのお願いです。
それから、むすびに、今年着任された方には新人も多いようですから、私が新人に常に申し上げていることをあらためてお話しします。
それは最初の頑張りがその人の伸びしろを決める、ということです。どこまでやれるか、全力で頑張ってください。半年一年して振り返ってどれだけやれたか確認してください。
今やれれば、それが今後の頑張りのベースになるのです。

皆さんの活躍を期待しています。」

和光市教育大綱
http://www.city.wako.lg.jp/home/kyoiku/_14994/_14997.html