社会実験 須磨ドルフィンコーストを見学しました | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

社会実験 須磨ドルフィンコーストを見学しました

和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト-須磨ピーチ
少年時代に慣れ親しんだ神戸・須磨海岸で話題の社会実験「ドルフィンコースト」が実施されるというので私も体験してきました。

海岸線沿いに海を区切り、イルカを放し、海岸にも区切りを作って期間・時間限定で無料開放する、というイベントです。有料オプションとしては実際にイルカとの触れ合いも設定され、人気が低迷している須磨ビーチのビーチ起こしを図ろうというものです。

当日は平日の午後という こともあり、海岸は人は多いものの多すぎることもなく、たくさんの海水浴客が海岸からイルカの様子を眺めていました。

和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト-イルカ
イルカたちは好奇心が旺盛で、人々でにぎわう波打ち際まで腹ばいになって近寄り、子どもたちを喜ばせていました。子どもたちはイルカを観察するつもりが観察されていたのでしょう、イルカたちも人間ウォッチングに興じていたように思います。子どもたちはついついイルカのそばまで行こうとするのですが、監視担当者が常に見張っていて、こまめに注意していました。また、「イルカに触りたいなら、お金はかかるけどイベントがあるよ」としっかりとアピールもしていて、実際に商売につながっているかは別にして、役所にしては前向きな商魂を見て取ることが出来ました。
和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト-イルカの人間見学

まだ、この社会実験のまとめは出ていないので、目的が果たされたかどうかは分かりません。

ただ、市立水族館の手持ちの経営資源を生かして海岸の活性化を図ろうというのは費用対効果が期待できますし、何より普段は水族館に来ない人々に水族館のPRをするとともに、同じ海に泳ぎに行くなら須磨にしよう、という考えも引き出せるでしょうから、話題作りの効果も含めれば良い取り組みだったのではないかと思います。
さらに、一介の観光客として行ってみて、今更ながら須磨のピーチの景観の素晴らしさをあらためて実感されられました。これを機に須磨で泳ぐことを選択肢に入れる家族連れもあることでしょう。
また、そこでイルカが実際に泳ぐ景色を見ることで将来的な大阪湾の環境の改善についてもイメージすることが出来る、夢のあるイベントであるとも感じました。


http://sankei.jp.msn.com/region/news/130713/hyg13071302120003-n1.htm