「健全な財政運営に関する条例(案)」のパブリックコメント募集開始
「和光市健全な財政運営に関する条例(案)」のパブリックコメント募集開始。財政運営の基本的事項を定めたもので、健全で持続可能な財政を運営していく指針とするものです。この条例を定めることで、誰が市長になっても放漫経営ができない仕組みを作ります。9月30日まで。
http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5858/_5859/_5860/kennzennnazaisei/kennzenn.html
アメリカでは、ほぼすべての州で憲法または州法により均衡予算が義務付けられています。イギリスではプルデンシャルコードという手堅い会計方針を使用する団体だけが有利なファイナンスを実施できます。
仕組みで財政を守ることについては、日本でももともと財政法が赤字債の禁止をするなどの規制が存在し、重視しようという立法が過去になされました。ただ、それが歴代の内閣によってないがしろにされてきたのです。
仕組みを作るだけでなく、国民が共感し、ともに監視してこなかった結果が今の日本政府の世界一ひどい財政です。
和光市でも、市民の皆様にこの仕組みを策定過程から参加共有していただければせっかくの条例策定が活きてきます。すでに素案策定から市民参加をいただき、今回はパブリックコメントです。
12月の議会上程に向けて、ぜひ、ご注目を。