明治大学政治経済学部「地域研究総合講座」で学生たちと交流 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

明治大学政治経済学部「地域研究総合講座」で学生たちと交流

明治大学政治経済学部の地域行政学科「地域研究総合講座」は地域行政について実践的に学んでいる学生向けに自治体の首長が毎週地域経営や行政改革の様子をお話しするという講座です。

ご縁があり、私も90分の時間をいただきました。
「不交付から交付へ~財政危機との戦い」というお題でリーマンショック以後の税収減や予定納税返納にどのように対応してきたか、また、どのような将来像を目指すのか、という話をしました。

和光市長 松本たけひろの「持続可能な改革」日記-国保の調定額と給付額
たとえば、この図は和光市の国民健康保険の調定額と医療費など保険給付の額の差がどんどん開いていく様子を示すものですが、値上げの話、国保税の徴収率を上げるための努力、医療費を抑制するための努力について、この図とからめながらお話しをさせていただきました。

他にも、市の借金が増えて行く様子を下記の図で示して説明するなど、いろいろとお話ししましたが、不交付団体で税収が大幅に減ると「借金をする(貯金を取り崩す)」か「値上げをする」か、あるいは仕事を減らすか、という選択を迫られる。ここは地方交付税というクッションがある交付団体とは違うんですよ、という話など理解してもらえたのかどうか…(今は和光市も交付団体ですが…)。


和光市長 松本たけひろの「持続可能な改革」日記-純債務の増加

驚いたのは学生が真面目だったこと。また、質問がポンポンと出たこと。年齢が私の半分という若い皆さんの質問や意見は非常に刺激的でした。
聞きにくいことがあればぜひ、ネットででも聞いてください、とお話ししましたので、もしかしたらまだコミュニケーションが続くかもしれません。
素敵な機会をいただきありがとうございました。

(ちなみに次回は敬愛する先輩市長である浦安市の松崎市長が登場されるとのことでした。)