街路樹の剪定方法の改善
私が就任してやり方を工夫したことの一つに、街路樹や市役所敷地の樹木の剪定方法があります。
従来、街路樹は強剪定といってマッチ棒のように切る方法を採用していました。
これは効率は良いのですが、樹木を傷め、見た目も良くありません。
詳しくはリンク先の私が参考にしたサイト をご覧いただければと思います。
そこで、契約方法も工夫しながら、費用が変わらない範囲で透かし剪定を導入しました。
市内の街路樹を見ていただくと、造園会社の方が枝を丁寧に透いているシーンを見かけるかもしれません。
以前、強剪定をした結果、一斉に芽吹いたたくさんの枝が樹形を乱しているため、一部を丁寧に選んで残すことで、樹形を回復するとともに、樹木への負担も軽減しています。
ぜひ、そのつもりで街路樹を見ていただけると以前との違いが分かると思います。
なお、造園会社の方に「やはり大変ですか?」と聞いたところ、「我々だって樹木のためになる切り方の方が嬉しいですよ。お金が入ればいいという時代ではないですよ」というお返事でした。