公民館の利用料改定について(追記あり)
公民館の利用料改定(=有料化)が4月に行われます。実際に料金が発生するようになるのは据え置き期間が終わる7月からです。
この仕組み、問題なのは有料化による収入がわずかで、料金をいただく手間の方が大きいほどだということ。
つまり、誰もが得をしない施策なのです。
私は公共施設のコストを洗い出し、明らかにするように市に求めてきましたが、だからといってこのような無意味な有料化はちょっと勘弁してほしいです。
利用者の負担が増え、一方で、役所の負担も増えます。
このような訳のわからない施策はいったん凍結し、方向性については利用者や利用者以外と話し合ったうえで、今後の方向性を決めたいと思います。
公民館は一旦、原則無料に戻し、お年寄りや子育てサークルのお母さんに気楽に使っていただき、地域の交流の場としてもっともっと活用する方法を考えます。
そして、ただでさえ人と人とのつながりの希薄な和光市で、人と人とがつながる拠点として発展させたいと思います。
ちなみに、私の所属する会派「新しい風」は全員がこの有料化議案に反対してきた経緯もあります。
追記:公共施設全体の見直し、公共料金等の見直しを推進する中で、最低限のご負担をいただかざるを得ない、というのがその後の意思決定となっております。ご理解賜りたく存じます。(2011.12)